Reuters logo
ユーロ/ドル4週間ぶり高値、ECB内にQE終了前の利上げ論浮上=NY外為
2017年3月10日 / 22:42 / 8ヶ月前

ユーロ/ドル4週間ぶり高値、ECB内にQE終了前の利上げ論浮上=NY外為

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルでおよそ4週間ぶりの高値をつけた。欧州中央銀行(ECB)内で資産買い入れ終了前の利上げ議論が浮上したとのニュースが材料視された。

3月10日、終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルでおよそ4週間ぶりの高値をつけた。写真は2017年2月16日撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

関係筋によると、ECB当局者の一部が前日の理事会で量的緩和(QE)終了前の利上げを主張した。だが支持は広がらなかったという。

メルク・ハード・カレンシー・ファンドの社長兼ポートフォリオマネジャー、アクセル・メルク氏は、報道の真偽は定かではないとしながらも、「ECB内の議論が『QEをどのように終了させるか』に傾いていることを浮き彫りにしている」と話す。

ユーロ/ドルEUR=は約1.1%高の1.0698ドルと、2月9日以来の水準に上昇。1日の上昇率としては昨年6月3日以来の大きさを記録した。週間では2週連続の値上がり。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは2月28日以来の水準に低下。週間では0.34%下げ、5週間ぶりのマイナスとなった。

ドルは対円JPY=では小幅安の114.78円。一時は7週間ぶりの高値となる115.50円をつけた。

2月の米雇用統計で、賃金の伸びが市場予想に届かず、米利上げペースが加速するとの見方が後退したこともドルの重しとなった。

雇用統計は、非農業部門雇用者数が23万5000人増と、市場予想の19万人増を上回る一方、時間当たり平均賃金は前月比0.2%増と、予想の0.3%増を下回った。

ウェスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「賃金の伸びはなお鈍く、利上げペースが加速するとの見方を後退させる」とし、「3月利上げはほぼ確実だが、年内3度を上回る利上げとの予想はやや早計」との見方を示した。

CMEグループのフェドウオッチによると、フェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む3月利上げの確率は93%と、雇用統計発表前の約90%から上昇した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below