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ドル地合いやや取り戻す、四半期ベースでは約7年ぶりの大幅下落=NY市場
2017年6月30日 / 21:38 / 5ヶ月前

ドル地合いやや取り戻す、四半期ベースでは約7年ぶりの大幅下落=NY市場

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 30日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し地合いをやや取り戻した。ただ今週に入り欧州など中央銀行がタカ派的なスタンスを示したことでドルは下落、四半期ベースで見ると第2・四半期の下落率は約7年ぶりの大きさとなった。

今週は欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(英中央銀行)、カナダ銀行(中央銀行)が相次いで金融引き締めを示唆。これに対し米国では経済指標が軟調となるなか連邦準備理事会(FRB)が年内にあと1回利上げを実施できるのか懐疑感が出ているほか、トランプ大統領の景気刺激策の行方も不透明となっており、ドル売りにつながった。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは第2・四半期は約4.6%下落。下落率は2010年第3・四半期以来の大きさとなったが、下落分のうち約1.6%は今週に入ってからのもの。ドルは対ユーロで四半期ベースで7%を超えて下落したが、このうち2%は今週に入ってからのものだった。一方、ドルは対円では約1%上昇している。

ウエスタン・ユニオン・ビジネスソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「主要中銀の一連のタカ派的なスタンス表明は、低金利政策の引き揚げを示唆する協調行動のようにも見えたため、影響が拡大した」と指摘。こうしたスタンス表明の背景には欧州、およびカナダで経済成長が上向いていることがあると考えられ、「米国だけが(金融引き締めで)他の主要中銀に先んじているわけではないとの現実が確認された」としている。

この日の取引ではドル指数は0.1%上昇の95.704。ユーロ/ドルEUR=は0.2%安の1.1416ドル。前日は1.1445ドルと、約1年2カ月ぶりの高水準をつけていた。

アナリストはドルがこの日はやや地合いを取り戻したことについて、利益確定の動きが出た可能性があるとの見方を示している。

表はロイターデータに基づいています

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