December 19, 2017 / 10:43 PM / 6 months ago

ドルが総じて上昇、米下院の税制改革法案可決後伸び悩む=NY市場

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 19日のニューヨーク外為市場は、ドルがユーロを除く主要通貨に対して上昇した。ただ、米議会下院が税制改革法案を可決した後は、経済にもたらす効果が疑問視されて上値が重くなった。

 12月19日、ニューヨーク外為市場は、ドルがユーロを除く主要通貨に対して上昇した。6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

終盤のドル/円JPY=は0.3%高の112.92円。ドルはポンドや豪ドル、カナダドル、ニュージーランドドルなどに対しても堅調だった。一方でユーロ/ドルEUR=は直近が0.5%高の1.1842ドルとなった。

ドルは朝方に値上がりした。11月米住宅着工件数が予想外に増加し、1戸建て着工件数が10年ぶりの高水準に達したためだ。

しかし米下院の税制改革法案可決を受け、ドルは対円で上昇幅を縮め、対ユーロでも安値圏にとどまった。キャピタル・エコノミクスの米国エコノミスト、アンドルー・ハンター氏は「経済を押し上げる力は小さいとみられ、最終的な法案にはそうした意見を変える要素は何も含まれていない」と指摘した。

市場参加者の間では、法人減税のプラス効果は既に相場にほぼ織り込まれている一方、税制改革に伴って企業が海外から利益を米国に還流させることへの期待が膨らみ過ぎていたとの見方が広がっている。

ハンター氏は「法人減税と経済成長加速に相関性があるという証拠は乏しい。米国ないし海外で過去に法人減税が大幅かつ持続的に企業投資を拡大させた例は数少ない」と説明する。

TDセキュリティーズのシニアFXストラテジスト、メイズン・イッサ氏は「為替市場は税制改革法案にそれほど動意づいていない。投資や国際収支の目立った変化を生み出すのかどうかは依然として不透明だ」と述べた。

ドル/円 NY終値 112.88/112.90

始値 112.58

高値 113.07

安値 112.55

ユーロ/ドル NY終値 1.1838/1.1842

始値 1.1809

高値 1.1849

安値 1.1806

表はロイターデータに基づいています

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below