March 26, 2018 / 10:14 PM / in 8 months

ドル指数5週間ぶり安値、リスク選好戻る=NY市場

[ニューヨーク 26日 ロイター] - ニューヨーク外為市場は、ドルが主要通貨バスケットに対して5週間ぶりの安値をつけた。米国と中国が貿易交渉を始める見通しと伝わり、貿易戦争への懸念が和らぎ、投資家のリスク選好が高まった。

 3月26日、ニューヨーク外為市場は、ドルが主要通貨バスケットに対して5週間ぶりの安値をつけた。米国と中国が貿易交渉を始める見通しと伝わり、貿易戦争への懸念が和らぎ、投資家のリスク選好が高まった。写真は米財務省造幣局で2014年11月撮影(2018年 ロイター/Gary Cameron/File Photo)

主要6通貨バスケットに対するドル指数.DXYは、0.44%安の89.044。一時、88.979まで下げる場面もあった。

中国の李克強首相はこの日、中米両国が交渉を続けるべきとし、米国企業のアクセス障壁を下げる方針を改めて約束した。

外為サービスXEの幹部、マイケル・ディアス氏は、先物トレーダーの需要がリスクがより高いとされる資産に向かいつつあると指摘した。

安全資産とされる円は対ドルで下落した。ドルは対円で0.62%上昇した。

また、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る、財務省の決裁文書書き換え問題で関係者の証人喚問を控えるなか、政治疑惑が拡大するとの予想が広がり、ドル/円が上昇したとの見方も聞かれた。

ユーロは対ドルEUR=で0.82%高。欧州中央銀行(ECB)次期総裁の有力候補、ドイツ連銀のワイトマン総裁が2019年に利上げする可能性を示唆したことも、ユーロを下支えした。

前出のディアス氏は「短期ではドルが対ユーロでやや弱含み続ける見通しだ。欧州の景気見通しや、量的緩和縮小によりタカ派的なアプローチを取っていることが理由」と話す。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツ(トロント)のグローバルプロダクト・市場戦略部門責任者、 カール・シャモッタ氏は、今週の米国債売却予定に市場は身構えていると指摘。「市場にどの程度の影響をもたらすのか、それほど定かでない」と語る。

英ポンド< GBP=>は対ドルで0.67%高。 イングランド銀行(英中央銀行)の5月利上げ観測が強まった。

ドル/円 NY終値 105.40/105.42

始値 105.13

高値 105.48

安値 104.92

ユーロ/ドル NY終値 1.2442/1.2443

始値 1.2402

高値 1.2462

安値 1.2399

表はロイターデータに基づいています

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