April 12, 2018 / 10:28 PM / 8 months ago

ドルが対円・スイスフランで上昇、リスク選好戻る=NY市場

[ニューヨーク 12日 ロイター] -

 4月12日、終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが対主要通貨バスケットで5営業日ぶりに反発した。2017年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが対主要通貨バスケットで5営業日ぶりに反発した。

シリアで西側諸国とロシアの衝突が間近との懸念が後退した。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.21%高の89.758。前日までの4営業日に約1%値下がりしていた。

トランプ米大統領がツイッターで、シリアに対する軍事攻撃の可能性について「すぐかもしれないし、すぐではないかもしれない」と指摘し、一部懸念が和らいだ。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツ(トロント)のグローバルプロダクト・市場戦略部門責任者、 カール・シャモッタ氏は「週の早い時期に円やスイスフランを押し上げた逃避買いが一転した」「トランプ大統領が主張をトーンダウンさせたことが主な要因」との見方を示した。

ドルは対スイスフランで0.48%高、対円で0.4%上昇した。

米労働省が発表した7日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比9000件減の23万3000件。労働市場の底堅さが保たれていることを示唆した。

シャモッタ氏は「前日公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に符合する内容で、現時点で向こう1年間に四半期ごとの利上げ実施に向け、連邦準備理事会(FRB)が自動操縦モードにあることをよく示している」と話した。

欧州中央銀行(ECB)が公表した3月理事会の議事要旨で、政策担当者が米国を巡る貿易戦争のリスク、およびユーロ高によるマイナスの影響に対する懸念を表明していたことが分かった。

これを受け、ユーロは対ドルで0.3%安の1.2328ドル。シャモッタ氏によると、ユーロ圏全般で購買担当者景気指数(PMI)が弱含んでいることも懸念材料となった。

ユーロが軟調となる中、英ポンドが対ユーロで9カ月ぶり高値を付け、ドルに対して0.35%高の1.4226ドル。

仮想通貨ビットコインは急伸し、2週間ぶり高値を更新。投資家筋によると、買いを誘う新たな材料に欠ける中、ここ数日の価格の落ち着きを受けショートポジションを巻き戻す動きが相場の押し上げにつながったもようだ。

ドル/円 NY終値 107.32/107.35

始値 107.15

高値 107.42

安値 107.09

ユーロ/ドル NY終値 1.2325/1.2329

始値 1.2337

高値 1.2352

安値 1.2300

表はロイターデータに基づいています

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