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ドル指数が1年7カ月ぶり高値、米国外情勢不安で=NY市場

[ニューヨーク 14日 ロイター] - ニューヨーク外為市場は、主要6通貨バスケットに対するドル指数.DXYが1年7カ月ぶりの高値を付けた。米国外の政治・経済情勢が不安を呼び、ドルへの逃避買いが目立った。

 15日、ニューヨーク外為市場では、主要6通貨バスケットに対するドル指数<.DXY>が1年7カ月ぶりの高値を付けた。写真は8月28日に撮影(2018年 ロイター/Marcos Brindicci)

ドル指数は一時、昨年5月以来の高値水準(97.711)を記録した。終盤までの取引で0.38%高の97.434。週間で8月初め以来の大幅高となる勢いだ。

米国の11月小売売上高と鉱工業生産統計が好調だったことを受け、ドルの投資妙味が増した。

連邦準備理事会(FRB)は来週、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.5%に引き上げるとの見方が優勢だが、その後まもなく利上げを休止するとの観測が流れ、ドルの上値は重かった。

トランプ大統領と議会が国境の壁の資金を巡って折り合わず、部分的に政府機関が閉鎖される可能性が意識されたことも、ドルの重しとなった。

中国では11月の小売売上高が2003年5月以来の低い伸びとなり、鉱工業生産は少なくともほぼ3年ぶりの低い伸びとなった。これを受け、人民元CNH=は下落した。オフショア人民元CNH=EBSは対ドルで0.36%安い1ドル=6.9025元。

欧州でも12月のドイツ総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が4年ぶりの低水準となったほか、フランス総合PMI速報値は景況拡大と悪化の分かれ目となる50を下回った。これらを受け、ユーロはドルに対して0.43%安の1.13045ドル。

英ポンドは対ドルで1.2585ドルと0.59%下落したが、12日に付けた1年8カ月ぶり安値(1.2477ドル)は上回った。メイ首相が欧州連合(EU)離脱協定案を巡り、安心材料を確保する上で困難に直面しているとの懸念が広がった。

BKアセット・マネジメント(ニューヨーク)の外為戦略幹部は「他の通貨が下落するほど、ドルは急上昇していない」と指摘。「米経済のほか、今月以降の米追加利上げ見通しを巡り、市場は懐疑的だ」と話した。

ドル/円 NY終値 113.37/113.40

始値 113.58

高値 113.67

安値 113.22

ユーロ/ドル NY終値 1.1307/1.1312

始値 1.1282

高値 1.1313

安値 1.1270

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