February 10, 2020 / 11:02 PM / 8 days ago

ドル、対ユーロで4カ月ぶり高値 新型肺炎巡る懸念で=NY外為

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇し4カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に安全資産への買いが強まった。欧米経済指標で明暗が分かれていることも対ユーロでのドルの相対的な魅力を高めた。

10日0500GMT(日本時間午後2時00分)時点の中国本土の新型コロナウイルス感染者は4万0235人、死者は909人に達した。また海外24カ国での感染者は319人、死者は1人。

市場では新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済見通しに悪影響を与えると懸念されている。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの外為戦略部門グローバル責任者、ウィン・シン氏は前週末に発表された1月米雇用統計や12月独鉱工業生産、この日発表された予想を下回るイタリアの12月工業生産などに触れ、「米経済指標が予想をはるかに上回っている一方、欧州の経済指標は予想をはるかに下回っている」と指摘。

さらに「コロナウイルスを背景に安全資産への買いが見られる。これらが新興国通貨の重しとなり、ドルが恩恵を受けているほか、ドルほどではないにしろ円やスイスフランの追い風にもなっている」と述べた。

この日は、ドイツのメルケル首相の後継者として最有力候補であった与党キリスト教民主同盟(CDU)のクランプカレンバウアー党首が2021年の選挙戦に出馬しない意向を明らかにしたこともユーロに逆風となった。

ユーロEUR=は1.0907ドルと4カ月ぶり安値。その後は1.0914ドルとやや値を戻した。ポンドGBP=は一時1.2870ドルと2カ月ぶりの安値を付けた後、1.2917ドルまで切り返した。

豪ドルAUD=は一時0.6656米ドルと2009年以来の安値まで下落。その後は0.6679米ドルで推移した。

表はリフィニティブデータに基づいています

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