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ドル続伸、ECB理事発言など受けユーロ続落=NY市場

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが続伸。ユーロは下落し、前日に付けた節目の1.20ドルから後退した。

終盤のニューヨーク外為市場ではドルが続伸。ユーロは下落し、前日に付けた節目の1.20ドルから後退した。5月撮影(2020年 ロイター/DADO RUVIC)

ユーロの下げは前日に節目を付けたことで利益確定売りが出たとみられ、ユーロ/ドル相場が金融政策に「大きく関わる」とした欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事兼主任エコノミストの発言も材料視された。

ソシエテ・ジェネラルの為替ストラテジスト、ケネス・ブロー氏はレーン氏の発言について、ECBがユーロ高とドル安で動揺していることを示し、インフレを注視していることも示唆すると述べた。

先週に米連邦準備理事会(FRB)がインフレ率の一時的な2%超えを容認し、雇用をより重視する新戦略を発表して以来、ユーロは上昇し、一方でドルは下落。この政策転換を受け、トレーダーは米国の低金利がさらに長期化するとみてドルを売った。ユーロEUR=は1日午前に1.2011ドルまで上昇し、2018年5月以来の高値を付けた。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「かなりの投機的なポジショニングがユーロを押し上げるなどし、ユーロ上昇には明らかに勢いがある。しかし、今後数カ月中にECBが追加的な措置を打ち出す可能性を示唆した昨日のレーン氏の発言は、対ドルでのモメンタムを大幅に後退させた」と述べた。

ユーロは0.61%安の1.184ドルで、先月27日のパウエルFRB議長の講演以来の上昇分を全て吐き出した。とはいえ、3月の底値から10%超上昇している。

カール・シャモッタ氏は「ユーロが買われ過ぎていることを考えると、テクニカル上は後退しているようだ。また、レーン発言はドルショート派が少し買い戻しを入れるきっかけになったとみている」と述べた。

ドル指数=USDは0.53%高の92.741。前日に付けた2年4カ月ぶり安値から上昇した。

ドル/円 NY終値 106.18/106.19

始値 106.18

高値 106.30

安値 106.12

ユーロ/ドル NY終値 1.1853/1.1857

始値 1.1861

高値 1.1876

安値 1.1823

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