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NY外為市場=円に売り、コロナワクチン期待でリスク選好

[ニューヨーク 9日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、米大統領選で民主党のジョー・バイデン候補が勝利を確実にしたことに加え、ファイザーPFE.Nが開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチンの高い効果を発表したことで、円を売ってリスク資産を買う動きが広がった。

 11月9日、ニューヨーク外為市場では、米大統領選で民主党のジョー・バイデン候補が勝利を確実にしたことに加え、ファイザーが開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチンの高い効果を発表したことで、円を売ってリスク資産を買う動きが広がった。写真は米ドル紙幣。コロラド州ウェストミンスターで2009年11月撮影(2020年 ロイター/Rick Wilking)

安全通貨と見なされる円JPY=D3は対ドルで最大2.2%下落し、3月以来の大幅下落となった。一方、リスク通貨と見なされる豪ドルやノルウェークローネなども上昇した。

大接戦となった米大統領選はバイデン氏が7日、勝利を宣言。新型ウイルスワクチンを巡っては、米製薬大手ファイザーがこの9日、独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックBNTX.Oと共同開発するワクチンの臨床試験(治験)で感染を防ぐ有効率が90%を超えたと発表した。

TDセキュリティーズのシニア外為ストラテジスト、マゼン・イッサ氏は、「米大統領選を控え、円のロングポジションが積み上がっていた」とし、この日の円を巡る動きはこれまでの取引の巻き戻しだったと述べた。

ドルは対ユーロEUR=EBSでも上昇し、0.41%高。ワクチンの実用化で米経済は速いペースで成長し、金利上昇につながるとの見方が市場で出ている。

OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は、ファイザーのワクチンに関するニュースについて「リスク選好度の大幅な押し上げ要因になった」と指摘。FXストリート・ドットコムのシニアアナリスト、ジョセフ・トレビサーニ氏は、金利上昇がドルの支援要因になると指摘。「米経済が好調ならドルは上昇する。新型ウイルス感染拡大が始まってからこうしたことはほとんどなかった」と述べた。

主要6通貨に対するドル指数=USDは0.57%高の92.695。先週は10週間ぶりの低水準となる92.12を付けていた。

ドル/円 NY終値 105.36/105.39

始値 104.20

高値 105.64

安値 104.15

ユーロ/ドル NY終値 1.1813/1.1816

始値 1.1887

高値 1.1919

安値 1.1796

表はリフィニティブデータに基づいています

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