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NY外為市場=ドル下落、リスク選好上向き ドルの強気見通しは継続

[ニューヨーク 21日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが下落。インフレ高進や新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大を巡る懸念はくすぶるものの、株高を追い風にリスク選好の動きが高まり、安全資産とされるドルや円に売りが出た。

7月21日、ニューヨーク外為市場ではドルが下落した。インフレ高進や新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大を巡る懸念はくすぶるものの、株高を追い風にリスク選好の動きが高まり、安全資産とされるドルや円に売りが出た。写真は2017年6月撮影(2021年 ロイター/Thomas White)

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数は0.2%安の92.755。前日は、デルタ変異株の感染拡大で世界的な経済成長が頓挫するとの懸念から、3カ月ぶり高値を付けていた。

しかし市場参加者の多くは、少なくとも今後数カ月のドルに対する強気見通しを維持。フォレックス・ドット・コムのマーケットリサーチ・グローバル主任、マット・ウエラー氏は、金利差やコロナ懸念に伴う安全資産としての需要が「ドルを向こう数週間支援する」と予想。同時に「リスク選好度が回復すれば、ドルの勢いは失速する可能性がある」と述べた。

ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「米国で見られるインフレの高まりが米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和縮小(テーパリング)の可能性を支えている」とし、ドルへのプラス材料を指摘した。

ドル/円は0.4%高の110.26円。

豪ドルは昨年11月以来の安値に沈んだ後、値を戻し、終盤は0.4%高の0.7357米ドル。

ニュージーランドドルも0.9%高の0.6976米ドル。

オーストラリアの人口が最も多い2つの州が21日報告した新型コロナ新規感染者は前日から大幅に増加し、全人口の半数を対象とするロックダウン(都市封鎖)の早期解除期待に水を差した。

英ポンドは0.6%高の1.3715ドル。前日は2月以来の安値を付けていた。

ユーロは0.2%高の1.1797ドル。22日開催の欧州中央銀行(ECB)理事会に注目が集まる。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインはは7.4%高の3万1991ドルと、3万ドル台を回復。イーサは10%超急伸し、約1971.79ドル。

ドル/円 NY終値 110.27/110.32

始値 110.13

高値 110.38

安値 110.05

ユーロ/ドル NY終値 1.1792/1.1796

始値 1.1770

高値 1.1804

安値 1.1760

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