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NY外為市場=ドル上昇、中国指標悪化とアフガン情勢で安全買い

[ニューヨーク 16日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨に対して上昇したほか、安全通貨とされる円に買いが入った。中国経済指標の悪化のほか、アフガニスタン情勢を巡る緊張の高まりや、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大などでリスク選好度が低下したことが背景。

8月16日、ニューヨーク外為市場ではドルが豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨に対して上昇したほか、安全通貨とされる円に買いが入った。中国経済指標の悪化のほか、アフガニスタン情勢を巡る緊張の高まりや、新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大などでリスク選好度が低下したことが背景。写真は2017年6月撮影(2021年 ロイター/Thomas White)

中国国家統計局が発表した7月の鉱工業生産と小売売上高はともに前年同月比の伸び率が6月から鈍化し、市場予想も下回った。

また、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは15日、首都カブールの大統領府を掌握。欧米諸国は外交官など自国民を退避させる動きを加速させた。

こうした中、ドルが主に資源国通貨に対して上昇したことで、主要6通貨に対するドル指数は92.620と0.1%上昇。13日には92.468と、1週間ぶり低水準を付けていた。

ドルは対豪ドルで0.6%上昇。ニュージーランドドルとカナダドルに対しては、それぞれ0.4%上昇した。

テンパスの外為ストラテジスト兼トレーダー、フアン・ペレス氏は「デルタ変異株を巡る不確実性や、アフガニスタンを巡る新たな地政学上の現実などがドルの上昇につながった」と指摘。先行き不透明感が著しく高まる中、ドルが安全通貨としての短期的な役割を果たしているとの見方を示した。

市場関係者は、米連邦準備理事会(FRB)が18日に公表する7月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨について、多くの当局者が年内のテーパリング(量的緩和の縮小)着手に傾いていることが示されれば、ドル相場の短期的な行方を決定するにあたり重要な役割を果たすとの見方を示している。

暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインが1.2%安4万6479ドル。週末の間に4万8190ドルと、3カ月ぶり高値を更新していた。

ドル/円 NY終値 109.23/109.26

始値 109.32

高値 109.43

安値 109.12

ユーロ/ドル NY終値 1.1777/1.1781

始値 1.1779

高値 1.1790

安値 1.1768

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