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NY外為市場=ドル16カ月ぶり高値、予想上回る米小売売上高受け

[ニューヨーク 16日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、16カ月ぶり高値を更新。予想を上回る米小売売上高統計が追い風となった。一方、ユーロは下落。成長懸念に加え、欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大していることが重しとなった。

ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、16カ月ぶり高値を更新。昨年5月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)

10月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比1.7%増と、市場予想の1.4%を超えて増加した。増加は3カ月連続。供給の制約が続く中、年末商戦が早めに始まったことで押し上げられたとみられ、インフレ高進が消費支出を抑制していない可能性を示唆した。

終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.385%高の95.898。一時、2020年7月以来の高値となる95.928を付けた。

TDセキュリティーズのシニアFXストラテジスト、メーゼン・イッサ氏は、米市場では米連邦準備理事会(FRB)が来年に1回以上の利上げを実施するという観測が高まったと指摘。先週発表された米消費者物価指数(CPI)が1990年11月以来31年ぶりの大幅な伸びを記録したことを受け、予想よりも早期の利上げ観測が高まっており、「この日発表された米小売売上高統計は火に油を注ぐ展開となっている」と述べた。

ユーロ/ドルは0.43%安の1.13175ドル。一時1.1315ドルと、20年7月以来の安値に沈んだ。

BDスイス・ホールディングの投資リサーチ主任、マーシャル・ギトラー氏はユーロ安について、米経済と比較し、精彩を欠くユーロ圏の経済動向を反映していると指摘。さらに、米国では新型コロナ感染が落ち着きつつある反面、欧州諸国の一部では感染が再拡大し、部分的なロックダウン(投資封鎖)を再導入する動きが出ているため、「市場はユーロに対し一段と神経質になっている」と述べた。

ポンドは対ドルで0.1%高の1.3429ドル。英国立統計局(ONS)によると、10月の被雇用者数は前月比16万人増加し2930万人。新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)前の2020年2月の水準を0.8%上回った。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは下落し、今月1日以来初めて6万ドル台を割り込んだ。

ドル/円 NY終値 114.82/114.83

始値 114.23

高値 114.84

安値 114.24

ユーロ/ドル NY終値 1.1319/1.1323

始値 1.1367

高値 1.1374

安値 1.1311

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