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NY外為市場=ドル対ユーロで下落、独指標が好調

[ニューヨーク 19日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、 独IFO経済研究所の業況指数が好調だったことを受け、ドルがユーロに対して下落した。リスク通貨に対する市場心理が改善し、安全資産としてのドルの魅力が低下したこともドルの重しになった。

ニューヨーク外為市場では、 独IFO経済研究所の業況指数が好調だったことを受け、ドルがユーロに対して下落した。2014年4月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

独IFO経済研究所が発表した12月の業況指数は88.6と、前月改定値の86.4から上昇、市場予想を上回った。エネルギー危機や高インフレにもかかわらず、年末に向け見通しが改善した。

終盤の取引でユーロは0.2%高の1.06085ドル。先週付けた6カ月ぶり高値(1.0737ドル)に迫った。

マネックスUSAのディーリング・トレーディング担当バイスプレジデント、ジョン・ドイル氏は「『リスクオン』取引がやや増えたことでドルは全般的に軟調に推移している」と述べた。

ドルはタカ派的な米連邦準備理事会(FRB)のほか、地政学的な緊張の高まりを背景に今年の大半は上昇してきたが、ここ数週間は各国中央銀行の利上げ余地が限られているのではないかと見方から、ドルは圧迫されている。

欧州中央銀行(ECB)の政策について、デギンドス副総裁はこの日、ECBはインフレ率を中期目標の2%まで低下させることにコミットしているとし、「これまで講じた措置では不十分だ。追加の措置が必要だ」と述べ、高インフレ対応のためさらに金利を引き上げる姿勢を示した。

リスク選好度を反映するとされる豪ドルは0.19%高。中国の習近平国家主席ら指導部が首都北京で新型コロナウイルス感染拡大が深刻化する中、打撃を受けた中国経済を来年に強化すると確約したことが背景。マネックスUSAのドイル氏は「豪ドルは中国発のニュースでやや持ち直した」としている。

ドルは対円で0.2%高。ただ、岸田政権内の一部で、政府・日銀が2013年に結んだ政策協定(アコード)の見直し論が浮上していることが分かったとの報道を受け、一時最大0.7%下落した。

南アフリカランドは2%を超えて急伸。与党・アフリカ民族会議(ANC)の党大会で党首選で現職のラマポーザ大統領が再任されたことを好感した。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.7%安の1万6553ドル。暗号資産交換業者FTXの経営破綻以来、暗号資産の下落が続いている。

ドル/円 NY終値 136.88/136.91

始値 136.31

高値 137.16

安値 136.30

ユーロ/ドル NY終値 1.0605/1.0609

始値 1.0604

高値 1.0630

安値 1.0577

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