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NY外為市場=ドル上昇、ECB総裁発言後のユーロ高に利食い売り
2016年3月14日 / 21:36 / 2年前

NY外為市場=ドル上昇、ECB総裁発言後のユーロ高に利食い売り

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が先週10日、追加利下げに否定的な発言をしてユーロ高が進んだことを受け、この日は利益確定のユーロ売りが広がった。その他欧州主要通貨もユーロにつれてドルに対して下落した。

 3月14日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇した。写真はドルとユーロの紙幣、昨年3月撮影(2016年 ロイター/Stoyan Nenov)

市場の関心は、15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移っている面もある。

ユーロ/ドルEUR=は終盤0.5%安の水準。

ドラギ総裁の発言を受けて10日にはユーロ/ドルがこの1カ月では最大の上昇を記録したが、それ以降のユーロ/ドルは上昇幅を削る動きとなってきた。

TJMブローカレージ(シカゴ)の外為部門共同責任者、リチャード・スカローン氏はこの日のユーロ売りについて「ドラギ総裁の『もう利下げはない』との発言を理由にしたユーロ高の行き過ぎと、FOMCの結果が幾分タカ派色が強まるリスクに備えたある程度ごく自然な値動きが組み合わさった」と指摘した。

その他主要欧州通貨も対ドルで軟化。終盤のポンド/ドルGBP=は0.6%安の1.4298ドル。ドル/スイスフランCHF=は0.45%高の0.9875フランとなっている。

今週はFOMCに加え、日銀やイングランド銀行(BOE)、スイス国立銀行(SNB)、ノルウェー中央銀行、オーストラリア準備銀行(RBA)などの会合が予定されている。中銀が市場の期待にうまく対応できるかどうかが問われそうだ、とアナリストは話している。

このほか南アフリカランド(ZAR)ZAR=が一時対ドルで2.4%、ブラジルレアル(BRL)BRL=は一時1.8%下げた。

ランドは南アフリカの格付け引き下げが迫っているとの懸念が響いた。レアルは、ルセフ大統領への弾劾を求める大規模デモが起きた一方、後継候補がまったく見当たらないなど政治の混乱が続いていることが嫌気された。

ドル/円 NY時間終値 113.79/113.80

前営業日終値 113.80

ユーロ/ドル NY時間終値 1.1100/1.1107

前営業日終値 1.1151

*内容を追加しました。

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