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ポンド急伸、英EU離脱懸念が後退=NY市場

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、英国の欧州連合(EU)離脱懸念が和らいだため、ポンドが急伸した。対ドルで1日としては2008年以降で最大の上昇率を記録したほか、円やユーロに対しても活発に買われた。

 6月20日、終盤のニューヨーク外為市場では、英国のEU離脱懸念が和らいだため、ポンドが急伸した。対ドルで1日としては2008年以降で最大の上昇率を記録したほか、円やユーロに対しても活発に買われた。英女王の肖像画とユーロ(左)とポンド貨幣、3月撮影(2016年 ロイター/REUTERS/Phil Noble/Illustration/Files)

前週末に公表された6つの英世論調査のうち、3つでEU残留支持が優勢になったことが判明。英ブックメーカー(賭け業者)のベットフェアの予想オッズでも、23日の国民投票でEU残留が決まる確率が78%前後と、最も低かった16日時点の60%から盛り返した。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのシニア・コーポレートFXトレーダー兼市場アナリスト、スコット・スミス氏は「今回は、(EU残留派のコックス下院議員の)悲劇的な殺害事件後に実施された初めての世論調査結果だった。有権者のムードが変化し、EU残留の公算が高まっている様相なので、ポンドとリスク資産が値上がりした」と述べた。

終盤のポンド/ドルGBP=D4は1.4688ドル、上昇率は2.3%と2008年12月15日以来の大きさだった。一時は1.4707ドルと約3週間ぶりの高値を付けた。

ポンド/円GBPJPY=は2.3%高の152.65円、ユーロ/ポンドEURGBP=は1.9%安の0.7712ポンド。

直近のユーロ/円EURJPY=は0.1%高の117.60円、ユーロ/ドルEUR=は0.3%高の1.1309ドル。主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.6%安の93.654だったが、一時は2週間余りぶりの安値となる93.449まで下がった。

今後発表される世論調査でEU離脱派の残留派に対するリードを示す可能性があるとのうわさが流れると、ポンド/ドルが瞬間的に値を消す場面もあった。

マッコーリーのグローバル金利・通貨ストラテジスト、ティエリー・アルバート・ウィルツマン氏は「この問題にはなお不安がくすぶっている」と指摘した。

ドル/円 NY終値 103.92/103.95

始値 104.52

高値 104.64

安値 103.80

ユーロ/ドル NY終値 1.1310/1.1318

始値 1.1328

高値 1.1357

安値 1.1302

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