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ドル下落、NY州製造業業況指数の低下受け=NY市場
May 15, 2017 / 9:38 PM / 7 months ago

ドル下落、NY州製造業業況指数の低下受け=NY市場

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 15日のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロやスイスフランなどの通貨に対して下落した。ニューヨーク連銀が発表した5月のNY州製造業業況指数が予想外に低下したことを受け、ドルを売る動きが優勢になった。

 5月15日、ニューヨーク外為市場では、ドルがユーロやスイスフランなどの通貨に対して下落した。2015年3月撮影(2017年 ロイター/Gary Cameron)

またコモディティ価格の反発を好感してカナダドルや豪ドルなどの資源国通貨が買われた。

5月のNY州製造業業況指数は前月から低下し、昨年10月以降で初めてマイナス圏に沈んだ。アナリストらは、同指数の低下は製造業セクターの景況が悪化する前兆になり得ると警戒している。

同指数の発表後にユーロ/ドルEUR=は一時、1週間ぶりの高値となる1.0989ドルに上昇。ドル/スイスフランCHF=は1週間ぶりの安値である0.9958フランに下落した。

JPモルガンのエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は調査ノートに「製造業セクターは年初の堅調な滑り出しに続いて、ある程度は減速すると予想していたが、仮にNY州製造業業況調査の新規受注指数が信頼できる先行指標であることが立証されれば、減速は当社が予想していたよりも深刻になる可能性がある」と記した。

またウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのシニア通貨ストラテジスト、エリック・ビロリア氏は5月のNY州製造業業況指数について「市場予想は上昇となっていたが、予想より弱く、本日のドルの軟調な地合いの一因になった」と説明した。

さらに同氏は、この日の為替相場の変動に影響を与えた別の要因として、石油を中心とするコモディティ価格の大きな動きを挙げた。

サウジアラビアとロシアは15日、原油の協調減産を2018年3月まで延長する必要性を巡り合意した。これを手掛かりに原油先物価格が上昇し、資源国通貨を押し上げた。

カナダドルは米ドルに対して一時、過去2週間強で最も高い水準に上昇。豪ドルは対米ドルで一時、12日ぶりの高値となった。コロンビアやロシアなどの石油輸出国の通貨もドルに対して値上がりした。

米商品先物取引委員会(CFTC)が先週発表した、IMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、ユーロは約3年ぶりに買い越しとなり、豪ドルも買い越しだった。

ドル/円 NY終値 113.77/113.80

始値 113.45

高値 113.85

安値 113.27

ユーロ/ドル NY終値 1.0973/1.0977

始値 1.0969

高値 1.0989

安値 1.0965

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