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ドル/円下落、一時110円台 米大統領巡る疑惑受け=NY市場
2017年5月17日 / 21:52 / 6ヶ月後

ドル/円下落、一時110円台 米大統領巡る疑惑受け=NY市場

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ロシアの米大統領選関与疑惑を巡りトランプ大統領に対する弾劾裁判の可能性が持ち上がったことなどを受けて、ドルが主要通貨に対し売られた。一方、比較的安全な資産とされる円に投資資金が流入し、ドル/円JPY=は一時、1.95%安の110.93円をつけた。

 5月17日、終盤のニューヨーク外為市場では、トランプ大統領(写真)に対する弾劾裁判の可能性が持ち上がったことなどを受けて、ドルが主要通貨に対し売られた。4月撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts)

主要6通貨に対するドル指数.DXYは、一時0.6%安の103.82となり、昨年11月9日以来の低水準に下落した。

ドルは安全資産とされるスイスフランCHF=に対しても売られ0.75%安となった。

トランプ氏は16日、解任したコミー前連邦捜査局(FBI)長官の在任中、同氏に、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)とロシアとの関係を巡る捜査を打ち切るよう求めていたと報じられた。

トランプ氏には捜査を妨害しようとしたとの疑いが浮上しており、大統領罷免などの可能性まで取り沙汰され始めた。

シリコン・バレー・バンクのシニア通貨トレーダー、Peter Ng氏は「今起きているのはまさにドルの問題だ。ホワイトハウスで起きていることに世界中が注目しており、投資家のリスク回避姿勢をもたらしている」と指摘した。

この日の相場の値動きは、大幅減税などトランプ政権が掲げる政策の実現性に関し、市場の信頼が失われていることをうかがわせた。ただ、アナリストは、トランプ氏が実際に弾劾を受ける可能性は限定的だと指摘する。

一方で、市場が織り込む、米連邦準備理事会(FRB)の6月利上げの可能性は69%に上り、ドル買いを促す要因となっている。

ヘニオン・アンド・ウォルシュ・アセット・マネジメントのケビン・マーン最高投資責任者は「もしFRBが6月に0・25%の利上げを実施すれば、ドルは強くなる。首都ワシントンでの動きによりドルに下落圧力が掛かっている状況だが、その圧力は6月利上げ観測によっていくらか緩和されている」と述べた。

ドル/円 NY終値 110.80/110.84

始値 112.42

高値 112.51

安値 110.80

ユーロ/ドル NY終値 1.1158/1.1160

始値 1.1107

高値 1.1162

安値 1.1102

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