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ドル上昇、米税制改革期待などで=NY市場
2017年9月27日 / 21:35 / 3ヶ月前

ドル上昇、米税制改革期待などで=NY市場

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが主要通貨バスケットに対して一時、1カ月強ぶり高値をつけた。米税制改革を巡る楽観的な見方がドルの追い風となった。

 9月27日、終盤のニューヨーク外為市場は、ドルが主要通貨バスケットに対して一時、1カ月強ぶり高値をつけた。写真はドル紙幣、4月撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic)

主要6通貨に対するドル指数.DXYは、直近で0.47%高の93.401。一時は93.607と8月23日以来の高値を記録した。

トランプ米大統領が税制改革案を発表した。抜本的な税制改革が実現すれば、レーガン政権下の1986年以来、約30年ぶりとなる。

焦点となる連邦法人税率は現行の35%から20%に引き下げる。

個人所得税は現在7段階に分かれている税率を12、25、35%の3段階に簡素化するほか、35%を超える区分の追加を検討する。

また、個人事業主やパートナーシップなど、いわゆるパススルー企業に課す税率を25%に設定する。この他、住宅ローンや寄付などを除き、税控除の一部が廃止される。

BKアセット・マネジメントのマネジング・ディレクター、キャシー・リエン氏は「トランプ氏の税制改革進展という点で、市場は幾分前向きなコメントを期待しており、ドルが上昇している」と指摘。「その結果、1日を通してドルは底堅く推移した」と話した。

米商務省が発表した8月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.9%増と、市場予想の0.3%増を上回った。このこともドル相場を押し上げた。

コア資本財の出荷は0.7%増と、拡大基調が続いた。ハリケーン「ハービー」と「イルマ」が経済成長の妨げとなることが見込まれるが、米経済が基調的に底堅いことを示唆した。

この日はユーロが約1カ月ぶり安値をつけた。ドイツの選挙結果などを受け、今年に入って高いパフォーマンスを示していたユーロを売って利益を確定する動きがみられた。

カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁が景気に慎重な見方を示したことを受け、カナダドルは対米ドルで4週間ぶり安値近辺に弱含んだ。

ドル/円 NY終値 112.81/112.85

始値 112.90

高値 113.25

安値 112.39

ユーロ/ドル NY終値 1.1743/1.1746

始値 1.1745

高値 1.1775

安値 1.1718

表はロイターデータに基づいています

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