May 21, 2018 / 10:26 PM / 3 months ago

ドル5カ月ぶり高値、米中貿易摩擦緩和で=NY市場

[ニューヨーク 21日 ロイター] - ニューヨーク外為市場はドルが上昇し、主要通貨バスケットに対し5カ月ぶり高値を付けた。貿易摩擦の悪化が懸念されていた米国と中国が関税措置を「保留」することで合意したとのニュースを受け、ドルショートを巻き戻す動きが膨らんだ。

 5月21日、ニューヨーク外為市場はドルが上昇し、主要通貨バスケットに対し5カ月ぶり高値を付けた。2013年1月撮影(2018年 ロイター/Lee Jae-Won)

前週ワシントンで開かれた米中通商協議は、中国が米国の製品やサービスの購入を大幅に増やすことで合意したものの、米国が求めていた対米貿易黒字の2000億ドル削減への言及はなかった。こうした中、ムニューシン米財務長官は前日、「貿易戦争を保留にする。関税措置をいったん保留にすることで合意した。一方、枠組みの執行は目指していく」と語った。

ミズホ銀の為替ストラテジスト、シリーン・ハラジリ氏は「主要な経済指標の発表もなく、米中貿易摩擦緩和のニュースはドルへの支援材料となった」と述べた。同時に、日本やユーロ圏、ドイツに比べ、米経済指標が好調なことも、ドルの支えとなってきていることを指摘した。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは一時94を上抜け、5カ月ぶり高値をつけた。終盤の取引で0.1%上昇の93.681。

ドル/円JPY=は一時111.39円と、4カ月ぶり高値を更新。その後は0.3%高の111.10円近辺を推移した。円はこのところ、低調な経済指標のほか、米中貿易摩擦の高まりや米債利回りの上昇などに圧迫されていたとアナリストは指摘する。

ユーロ/ドルEURO=は横ばいの1.1775ドル。イタリア政情を巡る懸念から、ユーロは一時昨年11月中旬以来の水準近辺に下落する場面もあった。

今週は、米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言や、23日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がドルの動きを左右する可能性がある。

また、5月ユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値にも関心が集まる。第1・四半期に欧州で見られた減速が継続しているかどうかを見極めようと注目されている。

ドル/円 NY終値 111.04/111.07

始値 111.33

高値 111.36

安値 110.96

ユーロ/ドル NY終値 1.1790/1.1793

始値 1.1751

高値 1.1795

安値 1.1744

表はロイターデータに基づいています

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