May 24, 2018 / 10:27 PM / 5 months ago

ドル下落、米朝首脳会談中止で 利食い売りも膨らむ=NY市場

[ニューヨーク 24日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し下落し、対円では2週間ぶり安値を付けた。米朝首脳会談の中止が重しとなった。また、最近のドル上昇を受けた利益確定売りも膨らんだ。

 5月24日、ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し下落し、対円では2週間ぶり安値を付けた。米朝首脳会談の中止が重しとなった。2017年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に宛てた書簡で、来月12日にシンガポールで開催される予定だった首脳会談の中止を通告。北朝鮮側が最近示した「激しい怒りやあわらな敵意を踏まえ、現段階で念願の会談を開催することは適切ではないと感じた」と説明した。

コモンウエルス・フォーリン・エクスチェンジの首席市場アナリスト、オマー・エシナー氏は「会談中止の発表を受け、世界の金融市場は幾分リスクオフ取引となった」と指摘した。

安全資産とされる円JPY=は対ドルで2週間ぶり高値を更新。終盤の取引で、ドルは0.75%安の109.24円。

アムンディ・パイオニア・インベストメンツの為替戦略ディレクター、パレッシュ・ウパドヤヤ氏は「ドルは幅広く売られ、これは逃避の動きだけではない」とし、市場が地政学リスクを再評価している可能性があるとの認識を示した。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.26%安の93.762。月初からはなお約2%上昇し、2カ月連続での上昇となる勢い。

ただ、前日公表された5月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨から、連邦準備理事会(FRB)がインフレのオーバーシュートす容認する考えが示唆されたことを受け、ドル上昇はすでに失速の兆しをみせていた。

ユーロ/ドルEUR=は0.24%高の1.1724ドル。ただ、域内の景気減速への懸念から、週足では6週連続で下落する見通し。イタリアで新政権がユーロ懐疑派のエコノミスト、パオロ・サボナ氏を経済財務相に推していることは悪材料となり、ユーロは伸び悩んだ。

4月の英小売売上高が1年半ぶりの高い伸びとなったことを受け、ポンドは対ドルで上昇。ただ、欧州連合(EU)離脱交渉を巡る懸念がくすぶる中、上げ幅を縮小した。

トルコリラは対ドルで2%超下落。前日はトルコ中銀による300ベーシスポイント(bp)の緊急利上げを受けて大幅高となっていた。

ドル/円 NY終値 109.24/109.27

始値 109.66

高値 109.72

安値 108.96

ユーロ/ドル NY終値 1.1719/1.1720

始値 1.1720

高値 1.1750

安値 1.1707

表はロイターデータに基づいています

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