August 24, 2018 / 9:27 PM / a month ago

NY外為市場=ドル下落、インフレ巡るFRB議長講演受け

[ニューヨーク 24日 ロイター] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がインフレ高進リスクはほとんど見られないとの認識を示し、ニューヨーク外為市場でドルが下落した。

議長はワイオミング州ジャクソンホールの経済シンポジウムで講演し、インフレ率が目標の2%を上回って加速する明確な兆候はほとんどみられないが、国内景気回復を下支えするため、着実な利上げが現時点で最善との考えを明らかにした。

中国人民銀行(中央銀行)の人民元相場安定に向けた取り組みも、ドルを圧迫した。

トランプ大統領が利上げペースを批判した後の講演となったが、議長は現行の政策アプローチを維持する姿勢を打ち出した。

一部の市場関係者はインフレに関連した議長発言について、「中立金利」を超えて利上げを進める必要に乏しいことを示すシグナルと受け止めた。政策決定者らが示す最新評価は2.9%前後と、金利現行水準(1.75─2%)を約1%ポイント上回る。

主要6通貨バスケットに対するドル指数は、議長講演の内容が公表された米東部時間午前10時の水準から0.25%下落した。直近では前日比約0.5%安の95.168。

TD証券のストラテジストは議長講演について、22日公表の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でみられたスタンスに基づく内容と指摘した。

人民銀の為替相場安定化策を受け、ドル指数はアジア時間で下落していたが、議長講演を受け下げ幅が拡大した。

オンショア人民元は対ドルで1%近く上昇、直近で6.803元。

人民銀は、人民元の売買基準となる為替レート「基準値(中間値)」の設定方法を調整していると発表した。ドル高や米中貿易摩擦が続く中で、為替相場を安定させることが狙い。

表はロイターデータに基づいています

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