December 19, 2018 / 10:33 PM / 6 months ago

ドル下げ渋り、FRBが来年の利上げペース減速=NY市場

[ニューヨーク 19日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルがほぼ全面安の展開。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しが予想ほどハト派的でなかったことから、ドルはこの日の安値からは戻している。FRBは19日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.50%に引き上げ。ただ、2019年の利上げ回数見通しは2回とし、9月に示した前回見通しの3回から引き下げた。

 12月19日、ニューヨーク外為市場ではドルがほぼ全面安の展開。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しが予想ほどハト派的でなかったことから、ドルはこの日の安値からは戻している。米財務省造幣局で2015年3月撮影(2018年 ロイター/Gary Cameron)

ドルは対円で7週間ぶり、対ユーロでは約1週間ぶりの安値をそれぞれ付けていたものの、FRBの決定を受け、下げ幅を縮小した。

FRBはFOMC声明で、米経済と労働市場が引き続き堅調に推移しているとした上で、「いくらかのさらなる段階的な」利上げが必要になるとし、前回の声明から文言を若干修正した。

フィッチ・レーティングスの首席エコノミスト、ブライアン・コルトン氏は「『いくらかの』という表現が加わったが、なお一段の段階的な利上げを継続するというコミットメントを得たことになる。多くの市場参加者は、段階的な利上げ継続の文言が全てなくなると想定していた」と述べた。

FRBが2019年の米経済成長率予測を2.3%とし、前回の2.5%から引き下げことについては、コルトン氏は「極めて小幅」との見方を示した。

また、テンパスのシニア為替トレーダー、フアン・ペレス氏は、利上げは投資家への「リターン拡大」を意味すると指摘。同時に「年末にかけてドルの振れが激しくなることを想定しているが、FRBが警戒姿勢を強めていることを示せば、ドルは下落トレンドとなるだろう」と述べた。

終盤の取引で、ドル/円JPY=は0.2%安の112.36円。

ユーロ/ドルEUR=は0.2%高の1.1382ドル。イタリアが2019年予算案を巡り、欧州委員会と合意に達したとのニュースはユーロへの追い風となった。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.2%安の96.940。

ドル/円 NY終値 112.47/112.49

始値 112.32

高値 112.65

安値 112.09

ユーロ/ドル NY終値 1.1375/1.1379

始値 1.1404

高値 1.1440

安値 1.1365

表はリフィニティブデータに基づいています

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