January 3, 2019 / 10:57 PM / 12 days ago

円急伸、アップル見通し下方修正で景気減速懸念=NY市場

[ニューヨーク 3日 ロイター] - ニューヨーク外為市場は、円がドルとユーロに対して上昇した。米アップル(AAPL.O)の第1・四半期売上高見通し下方修正を受け、中国・世界景気減速懸念が広がり、安全資産とされる円が買われた。ドルが対円でJPY=1.18%安の107.59円、ユーロは円EURJPY=に対し0.73%値下がりした。

 1月3日、ニューヨーク外為市場は、円がドルとユーロに対して上昇した。米アップルの第1・四半期売上高見通し下方修正を受け、中国・世界景気減速懸念が広がり、安全資産とされる円が買われた。イラストは2017年作成(2019年 ロイター/Thomas White)

早い時間帯に円は対ドルで一時4.4%急伸した。アップルの見通し下方修正を受けて自動注文が相次ぎ、薄商いのアジア市場で大きな値動きがみられた。

ジェフリーズの世界外為部門責任者は「ニューヨーク市場の引けとアジア市場が寄り付く間はかなり薄商いとなっており、日本の休日やアップルのニュースとあいまって株式相場に影響し、円急伸という分かりやすい構図となった」と話す。

米供給管理協会(ISM)が発表した昨年12月の製造業景気指数は54.1と、2016年11月以来の低水準となった[nL3N1Z33ID]。

金融・債券市場では、2年債利回りが実効フェデラル・ファンド(FF)金利の2.4%を下回った。同利回りが実効FF金利を下回るのは2008年以降で初めて。連邦準備理事会(FRB)が想定通り利上げを継続することは困難との市場の見方を反映したものとみられる [nL3N1Z3414]。これらもドルをさらに圧迫した。

4日にはFRBのパウエル議長と議長経験者のイエレン、バーナンキ両氏の討論が予定され、利上げに関する手掛かりが得られるのか、市場の注目を集めそうだ。

英ポンドGBP=は対ドルで0.18%高。世界・中国景気を巡る懸念から、よりリスクが高いとされる通貨を避ける動きがみられた。

カナダドルCAD=は対ドルで約2週間ぶり高値を付けた。原油高やドル安が背景。

ドル/円 NY終値 107.65/107.68

始値 107.53

高値 108.30

安値 107.12

ユーロ/ドル NY終値 1.1392/1.1396

始値 1.1339

高値 1.1411

安値 1.1338

表はリフィニティブデータに基づいています

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