June 4, 2019 / 9:24 PM / 22 days ago

ドル小幅安、米FRB議長が利下げの可能性示唆=NY市場

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場でドルが小幅安。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が世界貿易戦争などの景気リスクに直面する中、利下げの可能性をほのめかしたことを受けた。

主要6通貨バスケットに対するドル指数.DXYは0.09%安の97.057。

円は対ドルJPY=でほぼ横ばいの108.05円。

パウエル議長は、FRBは世界的な貿易戦争などに起因するリスクに「適切に」対応すると述べた。2日間の日程で始まった会議の冒頭講演で、前回の連邦公開市場委員会(FOMC)以降、世界的な株式、債券市場の波乱要因となり、米国だけでなく世界的な経済成長に対するリスクとなっている通商問題が及ぼす影響をFRBは「緊密に注視」しているとした。

前日にはセントルイス地区連銀のブラード総裁が、世界的な貿易を巡る緊張の高まりによる世界経済に対するリスク、および低調な米インフレを踏まえると、米利下げは「近く正当化」される可能性があるとの考えを示した。

テンパスのトレーディング部バイスプレジデント、ジョン・ドイル氏は、パウエル氏のコメントについて、前日のブラード発言ほどハト派的でなかったが、貿易摩擦や低インフレという同じ懸念を示したと指摘。「FRB(当局者ら)が年内1回以上の利下げに向け、市場参加者に心の準備をしてもらう協調行動に着手した公算が大きい」と語る。

ブラード総裁の発言を受け、前日はドルが対円で5カ月ぶり安値を付けた。

米商務省が公表した4月の製造業新規受注は前月比0.8%減少した。出荷は2017年4月以来の大幅な落ち込みとなり、製造業の弱含みが続いていることを示唆した。製造業の鈍化はより広範な経済の重しになる恐れがある。

ノバポイントキャピタルの最高投資責任者、ジョセフ・スロカ氏は「FRBが景気状況と関係なく、利上げを行うとの懸念が広がった6─8カ月前の状況から一変した」と話した。

英ポンドは対ドルGBP=で0.32%高の1.270ドル。トランプ米大統領が英国の欧州連合(EU)離脱後に「素晴らしい」貿易協定の締結に意欲を示したが、無秩序な離脱懸念を背景に上げは控えめだった。

ドル/円 NY終値 108.14/108.15

始値 107.94

高値 108.35

安値 107.92

ユーロ/ドル NY終値 1.1251/1.1253

始値 1.1257

高値 1.1266

安値 1.1227

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