August 29, 2019 / 9:19 PM / 23 days ago

ドル上昇、貿易戦争巡る懸念後退=NY市場

[ニューヨーク 29日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対し上昇した。米中が来月に通商協議の再開を検討していると伝わったことを受け、貿易戦争を巡る懸念が後退したことが背景。

ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対し上昇した。米中が来月に通商協議の再開を検討していると伝わったことを受け、貿易戦争を巡る懸念が後退した。成田空港で2016年3月撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

中国商務省は通商交渉について、米中は9月の対面協議について話し合っているが、米国側が良い環境を整えることが重要と表明。トランプ米大統領は、貿易を巡る米中の対立解消に向け、両国の通商交渉団が29日中に「異なるレベル」での協議を行う予定と語った。ただこれ以上の詳細は明らかにしなかった。

こうした中、リスク選好度が回復し、安全資産とされる円JPY=とスイスフランCHF=が下落。終盤の取引で円JPY=は対ドルで0.49%安の106.63円となっている。ただ月初からは2%高となる見通し。

ドルは対ユーロEUR=で0.23%高の1.1053ドルと、1カ月ぶり高値に迫った。主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.28%上昇の98.488。

中国商務省は前週23日、報復措置として米国から輸入する750億ドル相当の製品に対し5─10%の追加関税を課すと発表した。これを受け、トランプ大統領は総額3000億ドルの中国製品に対する関税率を5%引き上げ、15%とする方針を表明。米通商代表部(USTR)は28日、関税率の15%への引き上げを官報で正式に発表していた。

米商務省が発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値(季節調整済み)は年率換算で前期比2.0%増と、速報値の2.1%増から小幅に下方改定され、市場予想と一致した。第1・四半期GDPは3.1%増だった。

BMOキャピタル・マーケッツのグローバル外為戦略部門責任者、グレゴリー・アンダーソン氏は「ほぼ予想通りの結果となったため、市場の反応は薄かった」と述べた。

英ポンドGBP=は0.23%安の1.2181ドルと、2017年1月に付けた安値の1.2015ドルに迫った。アンダーソン氏は「英国の欧州連合(EU)離脱は来週に大きな山場を迎え、米中貿易戦争に代わる市場の大きな動意になる可能性がある」としている。

ドル/円 NY終値 106.50/106.53

始値 106.26

高値 106.67

安値 106.20

ユーロ/ドル NY終値 1.1055/1.1059

始値 1.1074

高値 1.1091

安値 1.1043

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