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NY外為市場=ドル反発、FOMC議事要旨は将来のテーパリング討議に言及

[ニューヨーク 19日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが5日ぶりに反発。19日に発表された4月27─28日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨からは、景気回復が急速なペースで継続していることを踏まえ、一部の政策担当者が金融政策の変更を検討し始める用意を示していたことが分かった。

5月19日、ニューヨーク外為市場では、ドルが5日ぶりに反発した。この日に発表された4月27─28日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨からは、景気回復が急速なペースで継続していることを踏まえ、一部の政策担当者が金融政策の変更を検討し始める用意を示していたことが分かった。写真は’2011年2月撮影(2021年 ロイター/Lee Jae-Won)

議事要旨によると、数人の参加者は「FOMCが設定する目標に向けて経済の急速な進展が継続すれば、今後ある時点の会合で、資産買い入れペースの調整を巡る討議を開始することが適切になる可能性がある」と指摘した。

TIAAバンクのワールドマーケッツのクリス・ガファニー社長は「テーパリング(量的緩和の縮小)の討議開始に関する言及が主要な材料だった」と述べた。

米株安や暗号資産(仮想通貨)の急落を受けてリスク選好度が低下したこともドルへの追い風となった。

ビットコインとイーサは一時20%超急落し、3カ月半ぶり安値を更新。暗号資産市場からは一時、時価総額1兆ドル相当が吹き飛んだ。

終盤の取引で、ビットコインは下げ幅を縮小し、約8%安で推移。イーサは22%安の2623ドル。

前出のガファニー氏は「暗号資産市場ではこれまでの上昇を受け、売りの機が熟していた。今後も乱高下が続くと予想する」と述べた。

ドル指数は0.52%高の90.254。

ユーロ/ドルは一時1月以来の高値を付けていたものの、その後は下げに転じ、0.5%安の1.2164ドル。

ドル/円は0.25%高の109.26円。

英国やカナダ発の指標はインフレ圧力の高まりを示唆した。

英国立統計局(ONS)が発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.5%上昇し、3月の0.7%上昇から伸びが2倍以上に加速した。

カナダの4月CPIも前年同月比3.4%上昇し、10年ぶりの大幅な伸びを記録した。

ポンド/ドルは0.58%安の1.4106ドル。米ドルは対カナダドルでも0.64%上昇したものの、なお2015年5月以来の安値近辺で推移した。

ドル/円 NY終値 109.21/109.24

始値 109.24

高値 109.33

安値 108.58

ユーロ/ドル NY終値 1.2172/1.2176

始値 1.2205

高値 1.2238

安値 1.2161

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