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NY外為市場=ドル下落、FRBの動きに注目 インフレがピーク近いとの見方も

[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では主要通貨に対するドル指数が下落。5日の米株急落を受け、オーバーナイト取引ではドル指数は20年ぶりの高値を付けていた。しかし米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融政策引き締めがどの程度ドルに織り込まれているかが注目される中、下げに転じた。

5月6日、 ニューヨーク外為市場では主要通貨に対するドル指数が下落。5日の米株急落を受け、オーバーナイト取引ではドル指数は20年ぶりの高値を付けていた。しかし米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融政策引き締めがどの程度ドルに織り込まれているかが注目される中、下げに転じた。写真は2009年11月撮影(2022年 ロイター/Rick Wilking)

6日発表された4月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比42万8000人増加し、市場予想を上回る堅調な伸びとなった。時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇と、伸びは前月の0.5%から鈍化。前年同月比では5.5%上昇。前月は5.6%伸びていた。

スパルタン・キャピタルのチーフマーケットエコノミスト、ピーター・カーディロ氏は「賃金の上昇ペースが鈍化していることは朗報だ。市場はインフレがピークに達しつつあると認識する必要があるだろう」と述べた。

終盤の取引で、ドル指数は0.09%安の103.64。一時、2002年12月以来の高値となる104.07を付けていた。

マネーUSAのトレーディングディレクター、フアン・ペレス氏は「相場は過去2日、振れの激しい展開となっており、きょうは幾分落ち着きを取り戻した格好だ。ドルについて言えば、週初の水準に戻った」と述べた。

米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は6日、サプライチェーン(供給網)の問題の自律的な解消が始まらない場合、FRBはより積極的に利上げを実施し、リセッション(景気後退)のリスクを負わなければならないだろうと述べた。

市場の注目は来週発表される米消費者物価指数(CPI)にシフトしている。

欧州中央銀行(ECB)当局者が示した幾分タカ派的な発言を追い風に、ユーロ/ドルは0.08%高の1.0547ドル。一時付けていた1.04830ドルから戻した。

ECBメンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、中銀預金金利を年内にプラス圏に引き上げるべきだとの認識を示した。ナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁も、過去最高水準となっているインフレ率に対応するための利上げを行う時間枠は徐々に狭まっているとし、早期利上げへの支持を示唆した。

ポンド/ドルは0.2%安の1.2331ドル。一時1.2276ドルまで下落した。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は5日、政策金利を09年以来の高水準に引き上げたものの、英経済がリセッションに陥るリスクがあると警告した。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.7%安の3万5892ドル。

ドル/円 NY終値 130.56/130.59

始値 130.25

高値 130.70

安値 130.16

ユーロ/ドル NY終値 1.0551/1.0555

始値 1.0588

高値 1.0596

安値 1.0537

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