September 5, 2018 / 8:46 PM / 14 days ago

NY外為市場=ポンドとユーロが上昇、英EU離脱巡る期待で

    [ニューヨーク 5日 ロイター] - 
       ドル/円 NY午後4時          111.51/111.52
                        始値                 111.57
                        高値                 111.75
                        安値                 111.44
   ユーロ/ドル NY午後4時          1.1631/1.1632
                        始値                 1.1593
                        高値                 1.1639
                        安値                 1.1573
    
    ニューヨーク外為市場は、英国の欧州連合(EU)離脱を巡って、ドイツと英国が主
な要求を撤回したとのブルームバーグ報道を受け、英ポンドとユーロが上昇した。ドルは
主要通貨バスケットに対してやや値下がりした。
    ただ、新興国通貨が総じて軟調でドルを下支えした。
    6通貨バスケットに対するドル指数は0.3%安の95.154。
    ブルームバーグは関係筋の話として、英EU離脱合意に向け、ドイツ政府が細部を詰
めていない将来の経済・貿易関係に関する協定を受け入れる用意があると伝えた。報道を
受けポンドが急伸し、ドル指数の上げが消えた。
    ドイツ側が報道内容を打ち消す姿勢を示唆し、合意無しも含めあらゆる英EU離脱の
シナリオに備えていると表明、ポンドの上げ幅は幾分縮小した。
    ポンドが対ドルで0.4%高の1.2905ドル、ユーロは対ドルで0.39%高の
1.1626ドル。
    市場関係者の1人は「この種の観測がこれまで、ポンドを押し上げており、(報道内
容の理解に)慎重姿勢が必要」「にもかかわらず、話し合いのトーンが総じて幾分軟化し
、合意の可能性も考えられることを(報道は)引き続き示す」と指摘した。
    ドルは通貨バスケットに対し数週間ぶり高値付近で推移した。貿易を巡る緊張状態懸
念を背景に、安全資産としてのドル需要は底堅い。
    トランプ大統領は6日のパブリックコメント期間終了後、中国から輸入する2000
億ドル相当の品物に追加関税を課す可能性がある。ただ、発動時期がどの程度早いのかは
不透明だ。
    北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉は、カナダが米国との協議終了後、協定存続
の余地がなお残っていると訴えた。
    貿易摩擦激化で輸出主導経済に影響が及ぶとの懸念が広がり、新興国市場通貨は引き
続き軟調に推移した。MSCI新興国通貨指数は0.16%下落、一時
昨年5月以来の安値に沈む場面もあった。

    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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