September 12, 2018 / 7:56 PM / 8 days ago

NY外為市場=ドル下落、米中通商協議への期待で安全需要減退

    [ニューヨーク 12日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後3    111.22/111.25
                  時  
                始値           111.50
                高値           111.56
                安値           111.12
  ユーロ/ドル NY    1.1630/1.1634
             午後3時  
                始値           1.1580
                高値           1.1649
                安値           1.1572
    
    ニューヨーク外為市場では、米中通商協議がまもなく再開するとの報道で安全資産と
してのドル需要が低減したことなどを背景に、ドルが主要通貨に対し下落した。    
    米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)はこの日、関係筋の話としてムニュ
ーシン米財務長官が中国側に2国間協議の再開を呼び掛けたと報じた。
    このほか、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)推進派の議員がメイ首相へ
の支持を公に示したことで、英ポンドとユーロが上昇。こうした動きもドルの圧迫要因と
なった。    
    アムンディ・パイオニア・インベストメンツ(ボストン)の外為戦略部門責任者、パ
レシュ・ウパジャヤ氏は「ブレグジットを巡ってはこのところ融和的なニュースが相次い
でいる」と指摘。「米国が中国に対し通商協議の再開を提案したと伝わったこともドルの
圧迫要因となった」と述べた。
    終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.49%下落の94.787。
    
    英ポンドは対ドルで0.18%高の1.3056ドルと、前日に付けた5週
間ぶり高値の1.3087ドルに迫った。     
    ユーロは対ドルで0.26%高の1.16350ドル。対ポンドEURGBP=D
4ではほぼ横ばいの89.05ペンスだった。ユーロは朝方の取引では欧州中央銀行(E
CB)が13日の理事会で成長見通しを下方修正すると伝わったことで下げていたが、そ
の後上向いた。
    13日にはイングランド銀行(英中央銀行)も金融政策委員会を開くが、ECBとと
もに金利据え置きを決定するとの見方が大勢となっている。
     米労働省が朝方発表した8月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス
)は前月比0.1%下落。2017年2月以来初めての下落となった。このほか、米連邦
準備理事会(FRB)が午後に発表した地区連銀経済報告では、企業の間で通商を巡る緊
張の高まりへの懸念が見られているものの、米経済は緩やかなペースで拡大したとの認識
が示された。    
    FRBは25─26日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決定すると
の見方が大勢となっている。

    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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