September 18, 2018 / 9:02 PM / 3 months ago

NY外為市場=ドルが対円で2カ月ぶり高値、米中通商問題の影響は軽微

    [ニューヨーク 18日 ロイター] - 
  ドル/円 NY午  112.32/112.35
             後4時  
              始値         112.13
              高値         112.38
              安値         112.04
  ユーロ/ドル N  1.1668/1.1671
         Y午後4時  
              始値         1.1683
              高値         1.1724
              安値         1.1652
 
    
    ニューヨーク外為市場では、ドルが対円で2カ月ぶりの高値を付け
たほか、対ユーロでもやや上昇した。米中が相互に関税措置の導入を発
表するなど通商を巡る緊張が高まっているが、外国為替相場に大きな影
響は出ていない。
     トランプ米大統領は前日、2000億ドル相当の中国製品に対し
10%の関税を課すと発表。これに対し中国財政省はこの日、計画通り
に約600億ドル相当の米国製品に関税を課すと表明した。
    ドルは対ユーロで当初3週間ぶりの安値を付けたがその後は
上向き、約0.15%高となっている。地政学リスクなどが高まった際
に買われる傾向がある円に対してドルは0.46%高となってい
る。
    BKアセットマネジメント(ニューヨーク)の外為戦略部門責任者
、ボリス・ショロスバーグ氏はこうした動きについて「(米中通商問題
による)市場への影響は極めて軽微にとどまるとの見方が出ていること
を示している」と指摘。「これまでのところ、関税措置により中国の経
済成長も米国の経済成長も有意な影響は受けていない」とし、「現時点
では市場で米中通商問題は(ドラマ化と華美な衣装で知られる)日本の
歌舞伎のようなものとして扱われている」と述べた。
    過去数カ月間、ドルは通商問題を巡る緊張の高まりの恩恵を受けて
おり、主要6通貨に対するドル指数は4月半ば以降、約5%上昇
。ただ、ここ数週間は利益確定の動きのほか、通商戦争がもたらす長期
的な影響に対する懸念が意識され始めたことで、こうしたドル買いは幾
分失速している。    
   シリコンバレー銀行(カリフォルニア州サンタクララ)のシニア外
為トレーダー、ミン・トラン氏は「長期的には経済全般に対するマイナ
ス要因になるとの懸念が出ている」としている。    
    市場は来週25─26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注
目。連邦準備理事会(FRB)は今回のFOMCで利上げを決定すると
の見方が大勢となっている。
    このほか、この日はカナダドルが対米ドルで上昇。7月の製
造業売上高が好調だったことで、 カナダ銀行(中央銀行)が10月に
追加利上げに動くとの観測が高まった。    
    一方、英ポンドは6週間ぶり高値から下落。今週の欧州連合
(EU)首脳会議を前にEU離脱(ブレグジット)を巡る協議について
慎重な見方が出る中、利益確定の売りが出た。

    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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