September 19, 2018 / 8:34 PM / 3 months ago

NY外為市場=ドル下落、米中貿易摩擦不安和らぐ

    [ニューヨーク 19日 ロイター] - 
       ドル/円 NY午後4時          112.23/112.26
                        始値                 112.41
                        高値                 112.42
                        安値                 112.17
   ユーロ/ドル NY午後4時          1.1672/1.1674
                        始値                 1.1688
                        高値                 1.1694
                        安値                 1.1651
    
    ニューヨーク外為市場は、ドルが対ユーロでやや下落し、リスクに敏感とされる豪ド
ルに対して約3週間ぶり安値を付けた。米中貿易摩擦を巡る不安が和らいだ。
    ユーロが対ドルで0.14%上昇した。
    豪ドルは0.69%値上がりし、8月30日以来の高値を記録した。
    中国財政省は18日、米国の追加関税を受け、従来の計画通り約600億ドル相当の
米国製品に関税を課すと明らかにした。ただ当初予定から税率区分を簡素化し、最高水準
を引き下げた。
    トランプ米大統領は17日、2000億ドル相当の中国製品に対して関税を課すと発
表した。関税率は年末までに25%に引き上げられるが、発動当初は10%にとどまる。
    クレディ・スイスの外為ストラテジストは「公表された関税は全般的に市場予想の中
でも低い水準と受け止められたことが、市場反応からうかがえる」と話す。
    リスク選好が各市場の追い風となった。中国が競争的な通貨切り下げを行わない方針
を示し、インドルピーが主導する形で新興国通貨が底堅かった。
    ドルはこの日軟調だったが、一部の市場参加者はなおドルの底堅さを指摘する。
    アムンディの外為部門世界責任者は「ドルは世界を代表する準備通貨で、フェデラル
ファンド金利はリスクと無縁だ。最もリスクが低い一方で、利回りはG10中で最高水準
だ」と語る。    
    来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果も注目されている。連邦準備理事会
(FRB)が利上げに踏み切るほか、将来の道筋も見通しやすくなるとみられる。
    ドルは対円で0.15%下落した。日銀の黒田東彦総裁は、物価2%の早期実現に向
けて金融緩和を続ける考えを示すなどした。
    カナダドルは対米ドルで約3週間ぶりの高値を付けた後、北米自由貿易協定(NAF
TA)再交渉協議を控える中、上げ幅を大きく縮小した。
    英国のメイ首相が欧州連合(EU)首脳らと会談することに伴い、同国の離脱問題報
道にも市場の関心が集まる。
    英ポンドは対ドルでほぼ横ばい。メイ氏がアイルランド国境問題に関するEUの修正
案を拒否する方針と伝えたタイムズ紙報道を受け、大半の上げ幅を縮小した。

    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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