December 19, 2018 / 9:08 PM / a month ago

NY外為市場=ドル下げ渋り、FRBは「いくらかの」さらなる段階的利上げ継続へ

    [ニューヨーク 19日 ロイター] - 
  ドル/円 NY午後4時       112.58/112.60
                   始値              112.32
                   高値              112.63
                   安値              112.09
 ユーロ/ドル NY午後       1.1373/1.1374
                    4時  
                   始値              1.1404
                   高値              1.1440
                   安値              1.1365
    
    ニューヨーク外為市場では、ドルがほぼ全面安の展開。ただ、米連
邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しが予想ほどハト派的でなかった
ことから、ドルはこの日の安値からは戻している。
    FRBは19日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フ
ェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.50%に引
き上げ。ただ、2019年の利上げ回数見通しは2回とし、9月に示し
た前回見通しの3回から引き下げた。
    ドルは対円で7週間ぶり、対ユーロでは約1週間ぶりの安値をそれ
ぞれ付けていたものの、FRBの決定を受け、下げ幅を縮小した。
    FRBはFOMC声明で、米経済と労働市場が引き続き堅調に推移
しているとした上で、「いくらかのさらなる段階的な」利上げが必要に
なるとし、前回の声明から文言を若干修正した。
    フィッチ・レーティングスの首席エコノミスト、ブライアン・コル
トン氏は「『いくらかの』という表現が加わったが、なお一段の段階的
な利上げを継続するというコミットメントを得たことになる。多くの市
場参加者は、段階的な利上げ継続の文言が全てなくなると想定していた
」と述べた。
    FRBが2019年の米経済成長率予測を2.3%とし、前回の2
.5%から引き下げことについては、コルトン氏は「極めて小幅」との
見方を示した。
    また、テンパスのシニア為替トレーダー、フアン・ペレス氏は、利
上げは投資家への「リターン拡大」を意味すると指摘。同時に「年末に
かけてドルの振れが激しくなることを想定しているが、FRBが警戒姿
勢を強めていることを示せば、ドルは下落トレンドとなるだろう」と述
べた。
    終盤の取引で、ドル/円は0.2%安の112.36円。
    ユーロ/ドルは0.2%高の1.1382ドル。イタリアが
2019年予算案を巡り、欧州委員会と合意に達したとのニュースはユ
ーロへの追い風となった。
    主要6通貨に対するドル指数は0.2%安の96.940。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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