April 9, 2019 / 8:23 PM / 12 days ago

NY外為市場=円上昇、米欧貿易摩擦やIMF見通し引き下げ受け

    [ニューヨーク 9日 ロイター] - 
    ドル/円 NY午後4時        111.12/111.15
                     始値               111.28
                     高値               111.38
                     安値               110.99
  ユーロ/ドル NY午後4        1.1263/1.1266
                       時  
                     始値               1.1276
                     高値               1.1285
                     安値               1.1262
    

    終盤のニューヨーク外為市場で円が上昇した。トランプ米大統領が
110億ドルの欧州連合(EU)製品への関税導入を表明したことや、
国際通貨基金(IMF)が世界経済成長見通しを引き下げたことがセン
チメントの重しとなり、安全資産とされる円が買われた。
    終盤の取引で円は対ドルで0.34%高の111.12
円、対ユーロで0.3%上昇した。
    米通商代表部(USTR)は前日、EUによる航空機大手エアバス
への補助金に対する報復措置として関税を課すEU製品の暫定
リストを公表した。大型商用機やその部品のほか、乳製品やワインを盛
り込んだ。
    IMFは9日発表した世界経済見通しで、2019年の成長見通し
を3.3%とし、1月時点の見通しから0.2%ポイント引き下げた。
予想通りなら成長率は16年以来の低い伸びにとどまる。
ユーロ圏の19年成長見通しは1.3%で、1月の1.6%から低下。
米国の経済見通しも従来の2.5%から2.3%に引き下げた。それで
も、ユーロは対ドルで堅調、直近で0.05%高の1.12655ドル
。
    ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズ(ワシントン
)のシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「株式相場の下落が
リスク選好意欲の重しとなる中、円は現時点で勝者だ」と話す。ユーロ
相場は多くのマイナス材料をすでに織り込んでおり、この日の諸展開で
弱い見方が大きく高まることはなかったと指摘した。
    原油など商品相場の勢いが後退して、新興国通貨やカナダドル、豪
ドルの上げ幅が縮小した。
    ノルウェーやロシア、メキシコなどの産油国
通貨は上げ渋った。
    豪ドルが対米ドルで一時約3週間ぶりの高値を付けたが、
その後はおおむね小動きの0.71255ドル。カナダドルも
3月21日以来の高値を記録する場面があったが、直近で小動きの1.
3323カナダドル。
    英ポンドは対ドルで0.14%安の1.3045ドル。ド
イツ政府の報道官が、英EU離脱の懸案であるアイルランド国境を巡る
安全策について、メルケル首相に5年の期限を設定する用意があると伝
えた一部報道を「根拠がない」と否定した。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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