August 29, 2019 / 7:59 PM / 20 days ago

NY外為市場=ドル上昇、貿易戦争巡る懸念後退 円など安全通貨に売り

    [ニューヨーク 29日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後   106.62/106.65
                3時  
               始値          106.26
               高値          106.67
               安値          106.20
 ユーロ/ドル NY   1.1052/1.1053
            午後3時  
               始値          1.1074
               高値          1.1091
               安値          1.1043
        
    ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対し上昇した。米中が来月に通商協議の
再開を検討していると伝わったことを受け、貿易戦争を巡る懸念が後退したことが背景。
    中国商務省は通商交渉について、米中は9月の対面協議について話し合っているが、
米国側が良い環境を整えることが重要と表明。トランプ米大統領は、貿易を
巡る米中の対立解消に向け、両国の通商交渉団が29日中に「異なるレベル」での協議を
行う予定と語った。ただこれ以上の詳細は明らかにしなかった。
    こうした中、リスク選好度が回復し、安全資産とされる円とスイスフランCHF
=が下落。終盤の取引で円は対ドルで0.49%安の106.63円となっている
。ただ月初からは2%高となる見通し。
    ドルは対ユーロで0.23%高の1.1053ドルと、1カ月ぶり高値に迫っ
た。主要6通貨に対するドル指数は0.28%上昇の98.488。     
    中国商務省は前週23日、報復措置として米国から輸入する750億ドル相当の製品
に対し5─10%の追加関税を課すと発表した。これを受け、トランプ大統領は総額30
00億ドルの中国製品に対する関税率を5%引き上げ、15%とする方針を表明。米通商
代表部(USTR)は28日、関税率の15%への引き上げを官報で正式に発表していた
。
    米商務省が発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値(季節調整済み
)は年率換算で前期比2.0%増と、速報値の2.1%増から小幅に下方改定され、市場
予想と一致した。第1・四半期GDPは3.1%増だった。    
    BMOキャピタル・マーケッツのグローバル外為戦略部門責任者、グレゴリー・アン
ダーソン氏は「ほぼ予想通りの結果となったため、市場の反応は薄かった」と述べた。  
  
    英ポンドは0.23%安の1.2181ドルと、2017年1月に付けた安値
の1.2015ドルに迫った。アンダーソン氏は「英国の欧州連合(EU)離脱は来週に
大きな山場を迎え、米中貿易戦争に代わる市場の大きな動意になる可能性がある」として
いる。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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