September 16, 2019 / 8:03 PM / a month ago

NY外為市場=ドル上昇、サウジ攻撃受け米大統領が石油備蓄放出を承認

    [ニューヨーク 16日 ロイター] - 
 ドル/円 NY午後   108.07/108.10
                4時  
               始値          107.75
               高値          108.09
               安値          107.69
 ユーロ/ドル NY   1.1007/1.1008
            午後4時  
               始値          1.1037
               高値          1.1042
               安値          1.0994
    
    
    終盤のニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇した。サウジアラビア
東部にある国営石油会社サウジアラムコの石油施設に対する攻撃を受け、原油価格が急騰
。その後、トランプ米大統領が必要に応じて米戦略石油備蓄の放出を承認したと明らかに
し、原油は上げ幅を縮小した。
    安全資産とされる円とスイスフランは、原油価格が高値から下落するに伴い当初の上
昇分を削った。
    ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョ
ー・マニンボ氏は「トランプ大統領による戦略石油備蓄放出の決断が功を奏した」と指摘
した上で、「さらなる攻撃や報復攻撃の可能性を巡る不透明感で、なお神経質な状況にあ
る」と述べた。
    アラムコは、攻撃を受けてサウジの石油生産が日量570万バレル減少すると発表。
これは世界の石油供給の5%超に相当する。原油価格は一時約20%急落した。
    このほか、17日から2日間の日程で始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控
え、ドル弱気筋が一部の売りを解消したこともドルを支援した。市場では今会合で0.2
5%の追加利下げが予想されている。
    一方、米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出し
たIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(9月10日までの週)によると、ドルの
主要6通貨に対する買い越し額は133億3000万ドルと、前週の142億4000万
ドルから減少した。
    終盤の取引で、ドル指数は0.39%高の98.641。前週13日は8月2
7日以来の安値を付けていた。
    対円では0.03%安の1ドル=108.07円。アジア時間には107
.44円まで円高が進んでいた。
    スイスフランに対しては1ドル=98.655フランまで下げたが、その
後は0.29%高の99.285フラン。
    原油関連通貨では、ノルウェークローネが1ドル=8.9179クローネま
で上昇。その後、0.35%高の8.9545クローネとなった。
    カナダドルは0.35%高の1米ドル=1.3243カナダドル。ロシアル
ーブルは0.41%上昇した。
    英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念の後退から先週上昇していた英ポンドGBP=D
3は1.2426ドルと2カ月ぶり高値から下落。対ユーロでは横ばいの0
.8855ポンドとなった。
    
    

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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