October 1, 2019 / 8:52 PM / 18 days ago

NY外為市場=ドル下落、ISM製造業統計の悪化嫌気 豪ドルも軟調

    [ニューヨーク 1日 ロイター] - 
     ドル/円 NY午後4時   107.69/107.72
                      始値          108.27
                      高値          108.44
                      安値          107.64
 ユーロ/ドル NY午後4時   1.0935/1.0939
                      始値          1.0900
                      高値          1.0942
                      安値          1.0885
 

    ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対し下落。一時2年半
ぶりの高値を付ける場面も見られたものの、その後は押し戻された。米
供給管理協会(ISM)製造業統計の悪化がドル売りを誘った。豪ドル
も軟調だった。
    9月のISM製造業景気指数は47.8と、前月の49.1から悪
化し、2009年6月以来約10年ぶりの低水準と記録した。指数の低
下は6カ月連続で、景気拡大・縮小の節目となる50を2カ月連続で下
回った。また8月の建設支出も前月比0.1%増と、市場予想の0.4
%増に届かなかった。
    キャピタル・エコノミクス(トロント)の主任米国エコノミスト、
ポール・アシュワース氏は、全米自動車労組(UAW)が先月中旬、1
2年ぶりにゼネラル・モーターズ(GM)の拠点でストに突入し
たことに触れ、こうした動きもISM統計の悪化につながったのではな
いかと指摘した。
    同時に景気減速は確実に訪れているとも述べ、一部の米連邦準備理
事会(FRB)当局者がタカ派であっても、FRBは12月の連邦公開
市場委員会(FOMC)で0.25%の追加利下げを行うだろうと予想
した。
    またテンパス(ワシントン)のシニア為替トレーダー、ホワン・ペ
レス氏は「FRBが利下げすると他の中銀も追従して利下げするといっ
たドミノ現象が見られることから、ドルの地合いは弱まっていない。米
経済が四半期毎に年率2%のペースで成長し、海外の経済は低迷する状
況では、ドルは安全資産と見なされる」と述べた。
    主要6通貨に対するドル指数は0.2%安の99.14。一
時99.58と2017年5月以来の高値を付けた。ユーロ/ドルEUR
=は0.3%高の1.0933ドル。
    ドル/円は0.3%安の107.74円。日銀の全国企業短
期経済観測調査(日銀短観、9月調査)で大企業・製造業の業況判断指
数(DI)がプラス5と3四半期連続で悪化し、2013年6月以来の
低水準となったことを受け、当初は円安・ドル高となったものの、その
後はさえない米ISM統計でドル売りが優勢となった。
    豪ドルは0.7%安の0.6710米ドル。オ
ーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は政策金利のオフィシャル
キャッシュレートを1.00%から0.75%に引き下げた。景気を支
援し、失業率の低下を促すことが狙いで、利下げは年初から3回目。必
要に応じて金融政策をさらに緩和する方針を示した。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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