October 30, 2019 / 7:43 PM / 22 days ago

NY外為市場=ドル指数上昇、FRBが利下げ休止示唆

    [ニューヨーク 30日 ロイター] - 
  ドル/円 NY午  108.94/108.97
             後3時  
              始値         108.82
              高値         109.28
              安値         108.73
  ユーロ/ドル N  1.1124/1.1128
         Y午後3時  
              始値         1.1120
              高値         1.1150
              安値         1.1081
        
    ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が25ベ
ーシスポイント(bp)の利下げを決定したものの、今後は利下げ休止
を示唆したことで、ドル指数が上昇した。
    FRBはがこの日までの2日間の日程で開いた連邦公開市場委員会
(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50
─1.75%に25bp引き下げることを8対2で決定。利下げは予想
通りだったが、FRBは今回のFOMC声明から景気拡大を維持するた
めに「適切に行動する」との文言を削除した。この文言は将来的な利下
げを示すものと解釈されていた。
    CIBCキャピタル・マーケッツ(トロント)の北米外為戦略部門
責任者、ビパン・ライ氏は文言削除について、FRBの今後の利下げに
向けた勢いが弱まる可能性があると指摘。通商協議の悪化などがない限
り利下げのハードルは高くなったとの見方を示し、「短期的にドル弱気
はある程度抑制される」と述べた。    
    パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で、現在の金融政策ス
タンスが適切であり続ける公算は大きいとし、FRBが現在のスタンス
を変えるには見通しの大幅な再考証が必要になると発言。こうした発言
からも短期的に追加利下げはないとの見方が裏付けられた。
    パウエル議長の記者会見中に主要6通貨に対するドル指数は
上昇し、98.00と、10月17日以来の高水準を付けた。その後は
0.09%高の97.77となっている。
    商務省が朝方発表した第3・四半期の実質国内総生産(GDP)速
報値(季節調整済み)は年率換算で前期比1.9%増と、市場予想の1
.6%増を上回った。
    これを受け、ドルはやや上昇。ウェルズ・ファーゴ(ニューヨーク
)の外為ストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「成長率はトレンド
を下回ったが、それでも比較的安定しており、海外情勢を踏まえるとか
なり底堅かったといえる」と述べた。
    この日はチリのピニェラ大統領が11月に予定していたアジア太平
洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催を断念すると発表。APE
C首脳会議では米中首脳が「第1段階」の通商合意に署名するとの見方
が出ていたことで、開催断念はドルの押し下げ要因となった。[nL3N27F
4P8]        
    米GDP統計とFOMCがこなされた後、市場の注目は11月1日
に発表される10月の米雇用統計に移っている。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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