October 31, 2019 / 7:15 PM / 14 days ago

NY外為市場=ドル指数10日ぶり安値、米利下げ継続か見極め

    [ニューヨーク 31日 ロイター] - 
 ドル/円 NY午後   107.97/108.00
                3時  
               始値          108.27
               高値          108.32
               安値          107.94
 ユーロ/ドル NY   1.1143/1.1147
            午後3時  
               始値          1.1154
               高値          1.1164
               安値          1.1132
 
    
    ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が前日の利下げに続き今後
も緩和を続けるのか見極めようとする動きが出る中、ドル指数が10日ぶりの安値を付け
た。ユーロ圏の経済成長率が予想を上回ったこともドルの押し下げ要因となった。    
    FRBは前日まで2日間の日程で開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り
に25ベーシスポイント(bp)の利下げを決定。ただFOMC声明で、景気拡大を維持
するために「適切に行動する」との文言を、「適切な道筋を見極めるに当たり、経済の見
通しについて今後もたらされる情報の意味合いを引き続き注意深く監視する」に変更し、
利下げ休止の可能性を示唆した。        
    米中貿易戦争の着地点が見えない中、市場では米経済の減速が引き続き懸念されてい
る。フィデリティ・インターナショナル(ロンドン)のポートフォリオ・マネジャー、テ
イム・フォスター氏は「新たな文言からFRBが選択肢を残そうとしていることが読み取
れる。これによりデータに依存するモードに逆戻りした」と指摘。「ただ状況次第でFR
Bの選択肢は狭められた可能性もある」と述べた。
    主要6通貨に対するドル指数は一時97.22と、10月21日以来の水準に
低下。その後は0.29%安の97.36となっている。前日は10月17日以来の高値
となる98.00まで上昇していた。
    米中通商協議を巡ってはブルームバーグがこの日、匿名の関係筋の話として、中国は
トランプ米大統領と長期的で包括的な通商合意を結べるのか疑問視していると報道。これ
を受け米中通商合意への期待がしぼみ、安全通貨とされる円は2週間ぶり高値を更新した
。 
    この日発表の経済指標では、欧州連合(EU)統計局発表した第3・四半期のユーロ
圏域内総生産(GDP)速報値が前期比0.2%増と、ロイターがまとめたエコノミスト
予想(0.1%増)を上回った。
    米商務省発表の9月の個人消費支出(季節調整済み)は、前月比0.2%増と小幅に
伸びた。
    市場では翌11月1日に発表される10月の米雇用統計が注目されている。

    

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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