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NY外為市場=ドル上昇、FRB当局者のタカ派発言で

    [ニューヨーク 22日 ロイター] - 
 ドル/円 N   104.91/104.94
 Y午後4時      
 始値           104.43
 高値           105.07
 安値           104.45
 ユーロ/ドル   1.1709/1.1712
  NY午後4時  
 始値           1.1760
 高値           1.1761
 安値           1.1693
 
    
    ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、対ユーロでは8週ぶり高
値を付けた。シカゴ地区連銀のエバンズ総裁による利上げや量的緩和を
巡る発言がタカ派的と受け取られた。
    エバンズ総裁は平均して2%のインフレ率を目指す新たな目標につ
いて、FRBは議論を詰める必要があるとしつつも、「平均2%になる
前に利上げすることは可能」との認識を示した。また、追加量的緩和が
米経済の一段の押し上げにはつながらない可能性があると指摘した。[n
L3N2GJ2T3]
    ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのマクロストラテジスト、
エリック・ネルソン氏は「FRBがここ数カ月、予見可能な将来に利上
げはないという認識を示していただけに、市場はエバンズ氏の発言に不
意を突かれる格好となった」と述べた。
    OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏も「極め
てタカ派」と指摘。「コロナ禍が終息すれば、利上げが実施されるとの
見通しは、一段のドル回復への追い風となるだろう」と予想した。
    米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はこの日、下院金融サ
ービス委員会で証言し、米経済がコロナ禍が引き起こしたリセッション
(景気後退)から「著しい回復」を示しているものの、見通しにはかな
りの不透明性が存在するため、FRBは必要に応じ一段の措置を講じる
と表明した。
    また、議会で18日に死去したルース・ギンズバーグ最高裁判事の
後任人事に焦点が当てられる中、政権と野党民主党がコロナ経済対策で
合意する確率が低下することが懸念される。
    前出のWファーゴのネルソン氏は「ネガティブな見出しが相次ぐ状
況となっており、その影響は金融市場に波及し始めている」と述べた。
    終盤の取引で、ドル指数は0.39%高の93.935。一
時、7月終盤以来の高値となる94.086を付けた。
    ユーロ/ドルは0.5%安の1.1708ドル。ユーロ
は一時、節目となる1.17ドルを下抜け、7月以来の安値を付けた。
    欧州の一部で新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた制限措置が
再導入されたことを受け、ドルはエバンズ総裁の発言前、すでに上昇し
ていた。
    ポンド/ドルは約2カ月ぶり安値。ジョンソン英首相は、コロナ感
染が再び急拡大していることを踏まえ、レストランやパブなどの営業時
間を制限する方針を示し、国民に対し可能な限り在宅勤務をするよう要
請した。新たな制限は向こう6カ月維持される見通し。
    ドル/円は0.285%高の104.93円。
    

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 
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