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NY外為市場=ドル上昇、リスク選好度低下で安全買い

[ニューヨーク 18日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドル指数が引き続き上昇した。連邦準備理事会(FRB)が15─16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ時期の見通しを2024年から23年に前倒して以来、ドルは強含んでいる。

6月18日、ニューヨーク外為市場でドル指数が引き続き上昇した。連邦準備理事会(FRB)が15─16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ時期の見通しを2024年から23年に前倒して以来、ドルは強含んでいる。写真は2013年2月撮影(2021年 ロイター/Shohei Miyano)

主要6通貨に対するドル指数は0.37%高の92.213と、4月中旬以来の高値を更新。週初からの上昇率は約2%と、週間の上昇率としては約14カ月ぶりの大きさとなる。

FRBが16日に発表した金利・経済見通しでは、当局者18人中13人が23年までの利上げを予想し、うち11人は0.25%ポイントの利上げが2回行われると予想した。7人は22年中の利上げを予想し、より大胆な引き締めに動く可能性が浮上した。

この日はセントルイス地区連銀のブラード総裁が、新型コロナウイルス禍からの回復に伴い、経済成長、特にインフレ率が予想よりも伸びていることに対する「自然な」対応であるという認識を示し、インフレ抑制に向け利上げを「22年終盤に開始すべき」と主張した。

これを受け、市場のリスク選好度は低下。ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツ(トロント)のチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「13年に見られたテーパー・タントラムの再来だ」とし、安全資産と見なされるドルに資金が向かったと述べた

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの外為部門責任者、アーナブ・ニリム氏は、ドルは特に低利回り通貨に対し底堅く推移すると予想。欧州中央銀行(ECB)が金融政策サイクルでFRBに大きく遅れをとる中、ドルを売ってユーロを買う動きは低調になるとみられている。コメルツバンクのストラテジストは「FRBは一歩先んじているため、ドルがユーロに対し引き続き強含む公算は大きい」と述べた。

リスク選考度を反映すると見なされる豪ドルは対米ドルで0.68%下落し、20年12月以来の安値を付けた。

ポンドは対ドルで下げ幅を拡大し、1.39ドルを下回った。

リスク選考度の低下で暗号資産(仮想通貨)も圧迫され、ビットコインは7.0%安の3万5451.09ドル。

ドル/円 NY終値 110.19/110.20

始値 110.08

高値 110.48

安値 110.05

ユーロ/ドル NY終値 1.1860/1.1864

始値 1.1917

高値 1.1917

安値 1.1848

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