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NY外為市場=ドル小幅高、雇用統計控え様子見ムード

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、全般的に薄商いの中、ドルが小幅高。週末の雇用統計を控え様子見ムードが根強かった。

終盤のニューヨーク外為市場では、全般的に薄商いの中、ドルが小幅高。週末の雇用統計を控え様子見ムードが根強かった。写真は2月8日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

6月の雇用統計は非農業部門雇用者数が69万人増と、前月の55900人から伸びが拡大すると予想されている。失業率は前月の5.8%から5.7%に改善する見込み。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモタ氏は「(米雇用統計が)予想外に上振れた場合、テーパリング(量的緩和の縮小)や引き締め観測がこれまでになく強まるだろう」とした上で、雇用者数の伸びが70万人を大幅に上回れば、ドル高が進行する可能性もあると予想した。

こうした中、ラボバンクのシニアFXストラテジスト、ジェーン・フォーリー氏は、雇用統計がまたしても弱い内容になった場合、労働制約が労働市場の回復の足かせになっていることが確認され、インフレリスクを巡る懸念は収まらないと指摘。「そうなれば、雇用統計後にドルが売られてもすぐに値を戻すとみられ、リスク・リターンの観点から言えば、統計発表までドルをショートするのは得策ではないかもしれない」とした。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(6月22日までの週)に基づくロイターの集計によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は128億ドルと、前週の189億9000万ドルから減少した。

INGのFXストラテジスト、フランチェスコ・ペゾーレ氏は調査リポートの中で、連邦準備理事会(FRB)の金利見通しを巡って「激しい再評価」がなされており、ドルは全般的に値上がりしているほか、ユーロや英ポンドのロングポジションが縮小していると指摘した。

ドルは通貨バスケットに対し0.1%高の91.897。

ユーロ/ドルは0.1%安の1.1923ドル。

ドル/円は0.2%安の110.57円。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.9%安の3万4388ドル。

ドル/円 NY終値 110.62/110.65

始値 110.73

高値 110.97

安値 110.51

ユーロ/ドル NY終値 1.1924/1.1928

始値 1.1938

高値 1.1939

安値 1.1903

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