for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

NY外為市場=ドル上昇、新型コロナ「デルタ株」懸念で安全買い

[ニューヨーク 29日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、新型コロナウイルス感染再拡大で世界的な景気回復が頓挫するとの懸念から、安全通貨としてのドルに買いが入った。一方、リスク選好度の影響を受けやすい豪ドルとニュージーランドドルは下落した。

 6月29日、ニューヨーク外為市場では、新型コロナウイルス感染再拡大で世界的な景気回復が頓挫するとの懸念から、安全通貨としてのドルに買いが入った。コロラド州ウェストミンスターで2009年11月撮影(2021年 ロイター/Rick Wilking)

米連邦準備理事会(FRB)は今月半ばの連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派にシフトし市場に衝撃が走ったが、その後は感染力が強い新型コロナの「デルタ変異株」の感染拡大で懸念が増大。インドネシアで感染が急拡大しているほか、マレーシアはロックダウン(都市封鎖)を延長、タイは新たな感染拡大抑制策を発表した。欧州では、スペインとポルトガルがワクチン接種を受けていない英国からの旅行者に対する制限を導入している。

クラリティーFX(サンフランシスコ)のディレクター、アモ・サホタ氏は「デルタ株に対する懸念が増大していることで、市場心理が幾分か影響を受けている」と指摘。マネックス・ヨーロッパ(ロンドン)のシニア外為市場アナリスト、シモン・ハービー氏は「第2・四半期は安定していたが、この先は不確実性が増す。市場にこれが織り込まれる必要がある」と述べた。

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数は0.2%高の92.077。一日の上昇率としては6月中旬以来の大きさとなった。

コンファレンス・ボード(CB)が朝方発表した6月の消費者信頼感指数が127.3と、パンデミック(世界的大流行)が始まる直前の2020年2月以来の高水準を付けたことも、ドル押し上げ要因になった。

ユーロは対ドルで0.2%安の1.1896ドル。今月18日に付けた2カ月半ぶりの安値に迫った。

豪ドルは対米ドルで0.7%安。感染再拡大を受けオーストラリアでロックダウン措置が導入されたことが重しとなった。ニュージーランドドルも対米ドルで0.7%安。

ドル/円 NY終値 110.50/110.53

始値 110.57

高値 110.73

安値 110.44

ユーロ/ドル NY終値 1.1895/1.1899

始値 1.1906

高値 1.1911

安値 1.1879

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up