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NY外為市場=ドル2カ月半ぶり高値、月間では16年11月以来の大幅上昇

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが2カ月半ぶりの高値を付けた。月間では約3%高と2016年11月以来の大幅な上昇を記録。米連邦準備理事会(FRB)の予想外のタカ派シフトと新型コロナウイルス変異株「デルタ」の感染拡大を巡る懸念が支援した。

6月30日、ニューヨーク外為市場では、ドルが2カ月半ぶりの高値を付けた。月間では約3%高と2016年11月以来の大幅な上昇を記録。米連邦準備理事会(FRB)の予想外のタカ派シフトと新型コロナウイルス変異株「デルタ」の感染拡大を巡る懸念が支援した。写真は2020年5月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

30日は雇用指標が予想を上回ったこともドル上昇を支援した。企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが30日に発表した6月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が69万2000人増と、市場予想の60万人増を上回った。

アクション・エコノミクスは、7月2日の米雇用統計発表を前にADP全米雇用報告が予想を上回ったことがドルのショートカバーを誘発し、ドル高につながったと指摘。「FRBが先に引き締めを開始するとの見方に加え、米国の経済成長率が欧州を大きく上回る可能性があることが引き続きドル高を支援する」とした。

ロイターのエコノミスト調査によると、6月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が70万人増と、5月の55万9000人増から伸びが加速するほか、失業率も前月の5.8%から5.7%に改善するとみられている。

ウェルズ・ファーゴのマクロストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「米雇用統計が市場予想を上回れば、FRBが緩和策を従来想定より早く縮小するとの見方が強まる。これはドルにとってポジティブだ」と述べた。

投資家はオーストラリアや英国、欧州の一部でデルタ株の感染が広がっていることを懸念しており、これがドル買いにつながっているという。

午後の取引で、ドル指数は0.4%高の92.441。序盤には92.451と4月上旬以来の高値を付けた。

ユーロ/ドルは0.4%安の1.1849ドル。一時1.1845ドルと4カ月半ぶりの安値を付けた。ドル/円は0.5%高の111.09円。一時111.12円と昨年3月下旬以来の高値を付けた。

豪ドルは0.2%安の0.7496米ドル、ニュージーランドドルは0.1%安の0.6983米ドルだった。

ドル/円 NY終値 111.10/111.12

始値 110.48

高値 111.11

安値 110.48

ユーロ/ドル NY終値 1.1855/1.1858

始値 1.1888

高値 1.1894

安値 1.1846

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