February 12, 2018 / 9:00 PM / 8 months ago

NY外為市場=ドル軟調、株価上昇でリスク選好戻る

    [ニューヨーク 12日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後3    108.67/108.68
                  時  
                始値           108.64
                高値           108.80
                安値           108.45
  ユーロ/ドル NY    1.2281/1.2285
             午後3時  
                始値           1.2267
                高値           1.2297
                安値           1.2236
    
    ニューヨーク外為市場では、前週に大幅な売りに見舞われた米株式市場が上昇したこ
とでリスク選好度が回復する中、安全資産として買われていたドルが軟調となった。
    前週はあらゆる資産クラスに対する大幅な売りが出たことで、神経質になった投資家
が比較的安全とされる米資産に買いを入れたことなどがドルの支援要因となっていた。  
  
    この日はユーロが上向いたことでドルの上昇に歯止めがかかった。ウエルズ・ファー
ゴ証券(ニューヨーク)の外為戦略部門責任者、ニック・べネンブローク氏は「年初は他
の主要通貨が堅調に推移するなかドルは防衛を迫られていたが、この日はこうしたトレン
ドが再び戻ってきた」としている。
    ただアナリストは、ドルの前週の上昇が継続する余地が残っていたとしても、ドルの
全般的な下向きトレンドが変わることはないと指摘。TD証券(トロント)の北米外為戦
略部門責任者、マーク・マコーミック氏は「米国のファンダメンタルズ(基礎的条件)は
良くなっており、少なくともドルの安定化は正当化される。ただそれでも『弱気市場のな
かでの調整』とあると考えている」と述べた。    
    リスク選好度の回復はドルの重しになった一方、高利回りの新興国通貨のほか、豪ド
ルやカナダドルなどの資源国通貨に対しては押し上げ要因となった。
    主要6通貨に対するドル指数は0.28%低下の90.189となっている。
 
    ユーロ/ドルは前週9日終盤から0.25%高の1.2284ドル。一時は1
.2296ドルまで上昇した。    
    ドル/円は0.09%安の108.69円。下落したものの、前週9日につけ
た 昨年9月11日以来の安値となる108.05円は上回っている。
    コメルツ銀行のアナリストは、インフレを巡る懸念が近く払しょくされる公算は小さ
いため、外為市場でボラティリティーが高まった状態に慣れる必要があるとの見方を示し
ている。

    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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