June 14, 2018 / 8:07 PM / 2 months ago

NY外為市場=ユーロ大幅安、ECBの低金利見通し受け

    [ニューヨーク 14日 ロイター] - 
  ドル/円 NY午  110.59/110.62
             後4時  
              始値         109.99
              高値         110.69
              安値         109.98
  ユーロ/ドル N  1.1585/1.1588
         Y午後4時  
              始値         1.1823
              高値         1.1851
              安値         1.1585
 
    
    ニューヨーク外為市場はユーロが対ドルで急落し、1日の下げでは英国の欧州連合(
EU)離脱が決まった約2年前以来の大きさとなった。欧州中央銀行(ECB)が来年夏
にかけて金利を現在の水準にとどめる見通しを示し、驚きが広がった。
    この日の理事会では、量的緩和の年内終了や金利据え置きを決めた。ユーロ圏成長鈍
化の兆しや、イタリアの政治混乱、世界貿易を巡る緊張が要因となった公算が大きいとみ
られている。
    緩和政策維持の意向が伝わると、ユーロに強気だった見方が圧迫され、ドルや円に買
いが入った。
    ユーロは対ドルで一時、1.16ドルを割り込み、2週間ぶりの安値を付けた
。直近では1.58%安の1.1602ドルと、英EU離脱決定翌日の2016年6月2
4日(2.37%安)以来の大幅安を記録した。
    対円では1.3%安の128.36円。1日では2週間強ぶりの大幅安と
なった。
    ECBが来年7月までに金利を10ベーシスポイント(bp)引き上げると市場が織
り込む予想確率は現時点で30%。この日は先に約80%の水準だったが大きく低下した
。
    13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後にロイターがプライマリーディーラー
を対象に実施した調査によると、連邦準備理事会(FRB)は年内あと2度利上げを行い
、来年は3度の利上げが見込まれている。
    FRBは同日、市場の予想通りにFF金利の誘導目標を1.75─2.00%に引き
上げることを決定した。
    市場関係者の1人は「米欧の金利差が拡大し、ドルが恩恵を受ける」と指摘した。
    今週は米欧中銀の動きが注目されたが、成長鈍化を示す最近の兆候を踏まえ、日銀の
刺激策変更予想はほぼ皆無となっている。

    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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