July 11, 2018 / 8:21 PM / 7 days ago

NY外為市場=ドル6カ月ぶりに112円台乗せ、米卸売物価好調

    [ニューヨーク 11日 ロイター] - 
  ドル/円 NY午  112.03/112.07
             後4時  
              始値         111.25
              高値         112.17
              安値         110.99
  ユーロ/ドル N  1.1669/1.1672
         Y午後4時  
              始値         1.1711
              高値         1.1758
              安値         1.1666
       
    
    ニューヨーク外為市場では、通商を巡る懸念よりも、好調だった6月の米卸売物価指
数が注目されドルが上昇し、対円で1月以来初めて112円台に乗せた。
    ドル/円は一時1.3%高の112.17円まで上昇。112円台は1月10
日以来初めてとなる。    
    BKアセット・マネジメントの外為戦略部門責任者、ボリス・ショロスバーグ氏は、
ドルの112円台乗せは「貿易戦争にもかかわらず、市場ではドルに対して強気な見方が
出ていることを示している」と指摘。米中間の貿易を巡る緊張が高まっているものの、X
Eの外為部門責任者、マイケル・ディアス氏は「貿易戦争は実際には起こらないと思いな
がら状況の推移を見守っている投資家が多いとみられる」としている。
    主要6通貨に対するドル指数は一時0.7%高の94.77まで上昇した。 
    この日の取引で大きく下げたのが人民元。オフショア取引で11カ月ぶり安値
に向け下落した。豪ドルも一時1.2%下落した。 
    米労働省発表の6月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比
0.3%上昇。前年比では3.4%上昇と、2011年11月以来の大幅な伸びとなった
。物価圧力が安定的に上昇していることが確認され、連邦準備理事会(FRB)は年内は
あと2回の利上げを実施する可能性がある。    
    終盤の取引でユーロ/ドルは1.17ドル。欧州中央銀行(ECB)を巡って
は、当局者の間で来年の利上げ時期を巡る解釈が分かれていると朝方に伝わった。複数の
関係筋によると、ECBの「少なくとも2019年夏にかけて」との文言について、早け
れば7月に利上げ可能とする意見がある一方、秋までは実施できないとの見方も出ている
。    
    カナダドルはカナダ銀行(中銀)が政策金利を1.25%から1.50%に引
き上げたことを受け上昇していたが、その後、政策当局者が米関税措置による影響は予想
より大きくなるとの見解を示したことで、約1.1%下落した。


    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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