August 2, 2018 / 8:35 PM / 12 days ago

NY外為市場=ドル指数約2週間ぶり高水準、米中の通商巡る緊張の高まり反映

    [ニューヨーク 2日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後4    111.62/111.65
                  時  
                始値           111.46
                高値           111.72
                安値           111.34
  ユーロ/ドル NY    1.1588/1.1589
             午後4時  
                始値           1.1621
                高値           1.1632
                安値           1.1583
    
    
    ニューヨーク外為市場では、米中間の通商を巡る緊張が再び高まるなかドルが買われ
、ドル指数が約2週間ぶりの高水準を付けた。
    トランプ米政権は前日、2000億ドル相当の中国製品に課す関税について、税率を
当初発表の10%から25%に引き上げることを提案していると明らかにした。これに対
し中国はこの日、米政権に対し理性を取り戻すよう呼び掛けるなどしている。   
    こうした中、主要6通貨に対するドル指数は0.51%高の95.109と、
7月20日以来の水準に上昇した。
    マニュライフ・アセットマネジメント(ボストン)のシニア投資アナリスト兼トレー
ダー、チャールズ・トメス氏は「この日のドルの上昇の大部分は通商を巡る緊張の高まり
を反映したものだった」と指摘。XEドットコム(カリフォルニア州)のグローバルペイ
メンツ担当幹部、ギャリー・カードス氏は「全般的にみると、通商を巡る緊張の高まりは
ドルの押し下げ要因にはなっていない」と述べた。
    地政学を巡る緊張が高まっている時に買われる傾向がある円は上昇。対ドルで
0.08%高となったほか、対ユーロでは0.64%上昇した。
    米中間の緊張が高まる中、人民元はオフショア市場で1ドル=6.8808元
と、2017年5月以来の安値を付けた。中国経済への依存が大きいことから豪ドルAUD
=も対米ドルで0.5%安となっている。
    英ポンドは0.79%安の1.302ドル。イングランド銀行(英中央銀行)は利上
げを決定したものの、カーニー総裁が英国の欧州連合(EU)離脱に関連するリスクへの
懸念を表明し、金融政策は「歩くべきであり、走るべきではない」との認識を示したこと
がポンドの売り要因となった。
    市場では3日発表の7月の米雇用統計に注目が集まっている。ロイター調査によると
7月は非農業部門の雇用者数が19万人増加したと予想されている。6月は21万300
0人増加した。前出のXEドットコムのカードス氏は「堅調な結果になれば、連邦準備理
事会(FRB)は積極的な利上げを継続するとの確信が市場で強まることになる」として
いる。  

    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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