September 25, 2018 / 8:22 PM / 3 months ago

NY外為市場=ドルやや軟調、FRB利上げ織り込み済みで上昇余地なし

    [ニューヨーク 25日 ロイター] -    
 ドル/円 NY午後4    112.93/112.96
                  時  
                始値           112.87
                高値           112.97
                安値           112.75
  ユーロ/ドル NY    1.1765/1.1768
             午後4時  
                始値           1.1760
                高値           1.1792
                安値           1.1759
 
    ニューヨーク外為市場では、ドルがやや軟調となった。米連邦準備
理事会(FRB)はこの日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(F
OMC)を開始したが、今回のFOMCを含め年内はあと2回の利上げ
が実施され、来年も数回の利上げがあるとの観測が市場ではほぼ完全に
織り込まれているため、ドルの一段の上昇余地はほとんどなくなってい
る。
    FRBは今年に入ってから2回の利上げを実施。今回のFOMCで
はFRBの経済認識のほか、将来的な利上げの道筋に関するガイダンス
が注目されている。   
    フォレックス・ドットコム(ロンドン)の市場アナリスト、ファワ
ド・ラザクザダ氏は「利上げ決定の公算が極めて大きく、すでに織り込
まれていることから、ドル相場がどのような反応を示すかはFRBが示
すフォワードガイダンスのほか、ドット・プロット(今後の政策金利の
推移を点で示したグラフ)次第だ」と指摘。    
    LPLフィナンシャル(シャーロット)の首席投資ストラテジスト
、ジョン・リンチ氏は、FRBがデータに依存する柔軟な政策を維持す
るとし、「インフレを巡る見解に変化があれば市場は荒れる」と予想。
ただこのところの指標に基づくと、FRBが「インフレリスクは均衡し
ているとの見方を引き続き示すと予想される」とし、「中立金利に近づ
くにつれペースが緩む可能性を残しながら、緩やかな利上げを継続して
いく余地があると考えている」と述べた。
    午後の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.1%低下の
94.120。 ユーロ/ドルは0.2%高の1.1771ドル
。     
    欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は前日、ユーロ圏の基調的な
インフレの加速は「比較的旺盛」とし、賃金の伸びと経済成長は継続す
ると自信を表明。これを受け、前日の取引でユーロは3カ月半ぶりの高
値を付けていた。この日、プラートECB専務理事が前日のドラギ総裁
の発言について「目新しいことは何もなかった」と述べたものの、ユー
ロの地合いが悪化することはなかった。
    一部アナリストは、イタリア連立政権が来年度予算案を巡り妥協案
で合意するとの兆候が出ていることがユーロの支援要因になったとの見
方を示している。
    ドル/円は0.1%高の112.92円。日銀が25日に公
表した7月の金融政策決定会合の議事要旨で、一部委員から超緩和策が
はらむ危険性をより真剣に検証する必要があるとの見解が示されたこと
が材料視された。

    
 (表はロイターデータに基づいています)
 
 

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