November 13, 2018 / 8:46 PM / a month ago

NY外為市場=英ポンドとユーロ上昇、英EU離脱草案で合意 ドルには利食い

    [ニューヨーク 13日 ロイター] - 
 ドル/円 NY午後3    113.84/113.85
                  時  
                始値           113.97
                高値           114.03
                安値           113.76
  ユーロ/ドル NY    1.1266/1.1270
             午後3時  
                始値           1.1252
                高値           1.1294
                安値           1.1247
 
    ニューヨーク外為市場では、英国と欧州連合(EU)が英国の離脱
合意の草案で合意したことを受け、ユーロと英ポンドが上昇した。これ
に伴い、前日に上昇したドルに対しては利食い売りが出た。    
    英国のEU離脱(ブレグジット)の条件を巡る先行き不透明感がこ
のところユーロと英ポンドの重しとなっていた。英国のメイ首相が議会
で承認を得られるかはまだ不明だが、ウエルズ・ファーゴ証券(ニュー
ヨーク)の外為ストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「一部懐疑感
もあるが、慎重ながらも楽観的な見方が出ている」としている。
    英ポンドは対ユーロで6カ月半ぶりの高値を更新。対ドルでは前日
の下落分のほぼすべてを取り戻した。
    午後の取引でユーロ/ドルは0.34%高の1.12570ドル。
前日の取引では1.1216ドルと、2017年6月以来の安値を付け
ていた。
    ユーロに対しては、イタリア予算案を巡る懸念のほか、軟調だった
11月の独ZEW景気期待指数などが一段の上昇を阻む要因となった。
    ユーロは対英ポンドで0.48%安の86.885ペンス。一時は
86.82ペンスと、4月26日以来の安値を付けた。    
    英ポンドは対ドルで0.82%高の1.2955ドル。前日は約1
%下落していた。    
    主要6通貨に対するドル指数は0.15%安の97.397
。前日は97.693と、1年4カ月ぶりの高水準を付けていた。
    この日はブレグジット問題では進展が見られたものの、イタリア予
算案を巡る問題はなおユーロの重しとなっている。   
    イタリアを巡っては国際通貨基金(IMF)がこの日、同国が計画
している財政刺激策は金利上昇につながり、その結果としてリセッショ
ン(景気後退)が引き起こされる恐れがあるとし、緩やかな財政緊縮を
実施するよう助言。パシフィック・インベストメント・マネジメント・
カンパニー(PIMCO)のグローバル経済アドバイザー、ヨアヒム・
フェルズ氏は「イタリアがユーロの試金石となっている」とし、同国を
巡るリスクは当面払拭できないとの見方を示した。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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