November 19, 2018 / 9:35 PM / a month ago

NY外為市場=ドル下落、FRB当局者発言で利上げサイクル終了局面との観測

    [ニューヨーク 19日 ロイター] -        
 ドル/円 NY午後4    112.53/112.56
                  時  
                始値           112.78
                高値           112.87
                安値           112.43
  ユーロ/ドル NY    1.1450/1.1453
             午後4時  
                始値           1.1423
                高値           1.1465
                安値           1.1414
    
    ニューヨーク外為市場ではドルが約2週間ぶりの水準に下落した。
前週に米連邦準備理事会(FRB)当局者から慎重な発言が相次いだこ
とで、利上げサイクルは終わりに近づきつつあるとの観測が台頭したこ
とが背景。
    主要6通貨に対するドル指数は一時96.120と、11月
8日以来の水準に低下した。終盤の取引では0.3%低下の96.20
8となっている。
    前週16日にはクラリダFRB副議長とカプラン・ダラス地区連銀
総裁が世界経済が減速する可能性について警告。両氏とも将来的な利上
げを示唆したものの、市場ではFRBの利上げサイクルは終了局面に差
し掛かっているとの見方が台頭した。
    パウエルFRB議長も14日に、米経済は「非常に強い」としなが
らも、世界的な成長減速が経済に対する向かい風になる可能性について
言及していた。
    キャピタル・エコノミクスは、フェデラルファンド(FF)金利誘
導目標が2019年半ばに2.75─3.00%でピークを付けると予
想。同社の首席市場エコノミスト、ジョン・ヒギンンズ氏は「市場では
ピークはこの予想の上限ではなく下限に近くなるとの見方が大勢となっ
ている」としながらも、「FRBは景気の急速な減速に対応するために
2020年に大幅な利下げに動くとわれわれは予想しているが、市場は
こうした見方を織り込むには大きく遅れをとっている」と述べた。    
    ユーロ/ドルは0.3%高の1.1452ドル。イタリア予
算案を巡る懸念が払拭されていないにもかかわらず上昇した。
    英ポンドは対ドルで0.2%高の1.2862ドル。前週
は欧州連合(EU)との間で合意した離脱協定案に反対して閣僚の辞任
が相次ぐ中、ポンドは対ドルで約1%下落していた。

    
 (表はリフィニティブデータに基づいています)
 
 

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